湘南美容クリニック 名古屋院

私は昔から体は太っていないけど、顔が太りやすく丸顔であるため全体的に太ったイメージを持たれることが多くありました。何年も二重アゴがあるじょうたいであるため、首の皮膚はたるみ首にシワができてしまったほどです。
顎下の脂肪をなくし、さらに糸リフトで皮膚をあげればこの悩みが解決するのではないかと考え今回施術を決心致しました。

このクリニックを選んだ理由

約2年前に、ここのクリニックさんで埋没二重整形を行ったことがあります。その際に担当して下さった医師が私の希望を親身に聞いてくれて何度も私が納得するまで大丈夫かたずねてくださいました。そして、担当してくださった看護師も施術中の声掛けはもちろん、手を握っていてくれてとても安心して施術を受けることが出来ました。また二重整形の仕上がりも大変満足する仕上がりになっていたため、ここのクリニックさんの施術と対応に感激し今回も選ばせていただきました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

私はとにかく顎下の脂肪吸引を行いたい、綺麗になりたいという思いが先走ってしまい、リスクのことを調べることを疎かにしてしまっていました。それは私が悪いのですが、カウンセリング時にもリスクの説明はされず医師からも詳しくされた印象はないです。今となってはもっとリスクの説明を行って欲しかったと思っております。
また、施術方法やどこの部分に糸リフトを入れるかなど、ざっくりと説明されただけで、写真や図、絵など視覚的に素人でもわかりやすいような説明はされませんでした。ならこちらから質問すればいいのではと思うかもしれないですが、当時の私は下調べが疎かであったため、質問することも出来なかったことが悔やまれます。

施術の内容・痛み・かかった時間

施術準備は淡々としており、看護師も前回の埋没整形の時のような声掛けも特になく緊張は高まる一方でした。施術は耳下と顎舌からカニューレを入れ脂肪吸引を行い、糸リフトを左右で5本ずつ入れました。麻酔がかけられていたため施術中の痛みはなく、体感ではあっという間に終わりましたが1時間ほどかかっていたと思います。

来院から施術後までの様子

看護師に呼ばれたあとに、手術室に誘導され施術前の写真を撮りました。その後手術台へ移動し準備をし始めます。看護師は非常に冷淡で安心感はひとつもない状況でした。手術室は寒く、足元に毛布はありましたが、寒いと伝えてもその毛布を足にかけてくれることはありませんでした。(私は両手を固定されています)手術直前になりやっと毛布をかけてくださり、医師が来て施術スタートです。
施術が終わったあとは別の部屋へ誘導され、落ち着くまでゆっくりしました。その際は看護師が水やチョコレートを持ってきてくれたり、気分や体調の確認をしてきたりと対応は良かったです。その時には水が飲みにくく喋りづらさがありましたが、まだ麻酔のせいだと思っておりました。看護師は忙しいのか、薬の説明をしに来たのが受付嬢の方でなぜ医療従事者が説明をしに来ないのだろうと疑問を感じました。さらに数分後医師が来て術直後の様子を見に来ました。私は麻酔でぼーっとしていたこともあり、医師の話に対してはい、大丈夫ですと適当に相槌をうっていたことを覚えています。気をつけて帰ってくださいねと最後に医師に言われその日は帰宅しました。

現時点までの経過

当日は無事に帰宅し、直ぐに就寝しました。朝目覚めると首の激痛を感じ、起き上がるのも一苦労でした。初めて鏡でじっくりと自分の姿を見つめた時、顔と首が腫れ上がっており首には大きな青あざがいくつもあり少し驚きました。しかし触ると何も感じず知覚麻痺があることがわかりました。朝ごはんを食べようとしたときに口が全くあかずこぼれ落ちるばかりでした。喋りづらさもあり違和感ばかりです。鏡を見ながら発音してみようとした時に、口が右半分動いていないことが初めてわかりました。衝撃的で、頭が真っ白になりました。まだ術後1日目であるためこんなもんかと無理やり納得させましたが、術後3日目でも状態は変わらないため不安は高まり、3日目検診の際に医師に聞いてみようと思い来院しました。しかし、主治医は不在で別の医師に診てもらうことに。神経を損傷しているため、治るのは3ヶ月~半年はかかると言われました。ショックでした。ビタミン剤を処方してもらいその日は帰宅しましたが、どうしたら治るのかなど説明はなく、時間薬とだけ説明され様子を見ようということになりました。
1週間検診の際も口は動かず、さらに主治医は不在。別の医師に診てもらい、前回と同じようにビタミン剤を処方してもらうだけでした。今度こそ主治医に診てもらえるように主治医の出勤日に合わせて私が予定を合わせるおかしな感じになりました。そして術後13日目にしてようやく主治医に見てもらえた際に私が藁にもすがる思いで処方してもらっていたビタミン剤を気休めと言い捨て特になにも得られないまま帰宅する残念な日に終わりました。術後22日たった今でも口は動きません。笑うこともできません。辛いです。

その他、クリニックへのメッセージなど

リスクをきちんと各自下調べした上で、整形を行うことは大前提であるかもしれないですが、素人では調べることも限界があります。また、下調べしてるしてない関係なく、医療従事者や関係スタッフが全て説明する義務があると思います。今回私はその点でインフォームド・コンセントがなっていないと感じました。
整形をして綺麗になりたいと思い、今回のような残念な形になってしまう事を防ぐにはクリニックスタッフの協力が必要であり、小さな疑問をなくしていくこと、納得することが大変重要だと痛感しました。
ただ施術を行ったことには後悔はしていません。

施術後どのような経過を辿りましたか？

施術後は顎下の皮膚が拘縮し、顔全体的に腫れ上がっていましたが徐々に腫れは引きます。皮膚の拘縮はマッサージをかかさず行うことで徐々になくなります。
今もまだ若干の拘縮はありますが、回復の方向にあります。ただ、顔面麻痺はいまだ回復せず、現在も下唇が上手く動かせず、笑うことも喋ることも気にしてしまうようになりました。

アフターケアの内容とその感想

マッサージ方法を教えてもらい、そのマッサージを続ければ皮膚の拘縮は回復傾向になりました。
また、顔面麻痺に関してはビタミン剤を処方して頂いていましたが、主治医曰く時間が経てば治るということで処方はなかったです。そのビタミン剤が唯一の心の支えであったため少し不安になりました。

満足度、良かった点など

周りからは可愛くなったねという声を多くいただくようになり、嬉しいです。また、コンプレックスだった横顔が綺麗になり、いまでは自信を持ってポニーテールなどが出来るようになりました。その点ではやってよかったと思います。後遺症に関しては後悔はありますが、治ることを信じて今は過ごすしかないです。

その他、クリニックへのメッセージなど

物事には必ずそれなりのリスクが生じる可能性があるということを常に念頭において取り組むべきだと思いました。