【上口唇短縮術】
長い白唇部を鼻の下で切除し、鼻と赤唇の距離を狭くします。これにより赤唇も厚くする施術です。
老化とともに白唇は長くなり、赤唇は薄くなってしまう傾向があるため、アンチエイジング治療の一環としても効果的な方法です。
上口唇短縮術は上口唇リフトともいわれる方法で、長い白唇部を鼻の下で切除し、鼻と赤唇の距離を狭くします。これにより白唇部が短くなり、赤唇部が厚く、外反してみえるようになります。鼻の基部で皮膚を幅4~8mmほど切除し引き上げます。形成外科的縫合をおこなうため傷は目立ちにくく仕上がります。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
【口唇縮小術】
厚い唇を薄くします。唇のボリューム感を減らします。口を小さくします。
口唇の正面からみたときの赤唇部の理想的な厚さは、上口唇で8mm、下口唇で10mmといわれています(上口唇:下口唇=8:10)。口唇縮小術は、厚い唇、大きな唇を薄くする施術です。傷跡は粘膜内で隠れてしまうので目立ちにくい方法です。
赤唇の表に出ている部分をdry lipといい、口腔内の濡れている部分をwet lipと呼びます。赤唇の切除はこのwet lipとdry lipの境界部分で行います。切除する際、少しwet lipの割合を多くすることで、傷跡がwet lip内に位置するようになり、表面から目立ちません。
切除する幅の目安は公式があり、上口唇は(正面からの計測幅-8)×3 、下口唇は(正面からの計測幅-10)×3 となります。赤唇部皮膚粘膜および口輪筋を切除し、埋没縫合を吸収糸で行い、皮膚粘膜縫合をNylonまたは吸収糸でおこないます。
切除する際は、バランスを考え、中央、両サイドの切除幅を調節します。これにより、好みの形態に近づけます。