湘南美容クリニック 仙台院

20代前半に完全母乳で子供を二人卒乳させました。若くてもやはり伸びきった皮膚は完全に戻る事はありませんでした。下の子は9歳になり、忙しさに自分の胸の事など何とも思ってはいませんでした。しかしある日、だいぶ小さく貧相な私の胸を見て、主人が『おっぱいじゃなくてちっぱい！だね！』そう言って笑いました。その言葉がきっかけで豊胸を決意しました。
この豊胸は主人を見返したいというわけではありません。
若くして張りのある胸を失う程授乳を頑張った自分は、人口でも美しい胸を取り戻してもいいのではないかと思ったからです。

このクリニックを選んだ理由

重要視したのは働いている方の人柄と技術です。
最初に電話した時、質問に非常に丁寧に答えて下さいました。
他県からこちらのクリニックに通う予定でしたので、仕事のシフトの関係上、カウンセリングから手術ごのおおよその日程にめどを立てる必要がありました。
それについても、しっかり相談にのっていただけました。
電話にてこれ程丁寧な対応ならば…と安心できました。

サイトにて先生別の症例が多数掲載されていましたし、店舗にもモニターの方のアンケートをファイルにまとめてあり見ることができました。

執刀医の松村先生は形成外科出身で技術もかなり高いと評判です。傷跡をなるべく綺麗にするには、技術の高い縫合が不可欠だと思い、こちらに決めました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

予算の関係でおおよそのバッグの種類は決めてありました。
しかし、カウンセリング次第では自分にあったものに変更する覚悟をもっていました。
先生に見ていただいたら、有る程度胸のサイズ（cに近いb）があるので、乳腺下で可能ということでした。大胸筋下だと痛みが強く、治る時間も多めだと聞いていたので安心しました。バッグの挿入箇所は脇ではなく胸の下より少し側面からを勧められました。挿入経路が短い方が体への負担が少ないからだそうです。胸の下なので、しばらく温泉などいけないことは我慢しなければいけませんね。しかし形成外科出身の先生の縫合技術の高さから、落ち着けば脇と同様に傷は目立たない事や体への負担のことを感がえて脇より胸の下からを選択しました。
カウンセリングで先生からしっかり説明を受けて、そこからカウンセラーの方にさらに細かい相談ができました。勝手なイメージで高額な治療を進められるのではないかと身構えていましたが、そんなことは一切ありませんでした。子供達に豊胸についてどう話せばいいかと相談した所、親身になって話を聞いて下さったほど、心身ともにカウンセリングしていただけました。今思い返しても感謝の気持ちでいっぱいです。
遠方から出向くため、カウンセリング当日に血液検査をしました。事前に相談しておけば対応してくださいますよ。仕事をなかなか休めないものとしてはありがたかったです。

施術の内容・痛み・かかった時間

エンジェルバック210ｍｌを入れました。
希望はEカップだったので、その容量なら不自然さがなく希望に添えるとのことでした。
手術室に入り、止血剤などの点滴を腕から入れたら途端に強い吐き気に襲われました。もちろん胃は空っぽなので胃液どころか何もでてこないのですが、何度も中身の出ないオエッを繰り返しました。何もでなくてもスッキリしたのが不思議でした。背中に麻酔を入れるための鼻から軽い麻酔を吸った途端に、台風の目に吸い込まれるような感覚とともに異次元にいってしまいました。ここからはほぼ夢の中にいるような感覚です。
痛みは全くありません。気づいたら仮バッグの大きさ確認の時となり、また麻酔で意識が飛んで次は終わりのタイミングでした。
痛みを感じる暇も時間を意識する事もないほど、あっという間でした。
朦朧とした状態で安静にする個室に連れて行かれてしばらく体を休めました。この時に看護婦さんに薬の飲み方やドレーンの使い方を教わりました。しかし、あまりの吐き気にきちんと内容を頭に入れておくねが難しかったです。

来院から施術後までの様子

予約時間の13時に病院にいき、個室に移り同意書を提出、支払いも済ませます。その後手術室へいき服を脱ぎ台に上がったらあれよあれよという間に時間が過ぎました。点滴の後に軽い麻酔をしたのですが、お酒を飲めない人は麻酔が効きやすいと言われた通りでした。本麻酔だと思えるような効き目でした。術後も朦朧としていますので、ドレーンの管を引っ掛けたりつまづいてこけないよう気をつけました。休憩室にうつりしばらく寝た後、タクシーを呼んでいただき、予約してあったホテルへ向かいました。遠方からでしたのでホテルに二泊かんづめで休息です。バッグを重く感じるのでホテルの方に部屋まで持って行ってもらいました。
術後は吐き気が時々ある以外は横になってねていれば風邪をひいた時とさほどかわりません。熟睡しすぎて背中が痛かったくらいです。寝返りをしない事がどれだけ背中へ負担になるか分かりました。ただ、起き上がる時に胸に激痛があるので、ゆっくり腹筋を意識して気をつけることは大切ですね。食欲もなく、時々襲う吐き気のため、飲食は飲み物のみ。不思議とこの方が楽でした。

現時点までの経過

ドレーンを抜くまでは真っ直ぐ歩けずヨタヨタしていましたが、抜いて圧迫をとったらびっくりする位体が楽になりました！
それからは痛み止めを飲んでいるので痛みはたいしたことはありません。ただ、寝る際に寝返りができず5日目まで背中が痛くなりました。5日目に職場に復帰し、何なくこなし帰宅しましたが体が疲れているのか20時には寝てしまいました。胸は左右の腫れに多少差があり、腫れの強い方は熱をもって感覚が鈍くなっていました。また押すと痛みがあります。抜糸のころには痛み止めを飲まずとも何の問題もなくなりました。腫れもだいぶ引き、体重がバッグの重さをひいた術前に戻りました。胸の重みで胸の下が多少痛みますが、これといって普段とかわりません。
寝ると胸が体側面に流れていますし、徐々に柔らかくなり、歩くとかなり揺れます。術後一週間ちょっとでこの状態なら今後が楽しみです！

その他、クリニックへのメッセージなど

クリニックの関係者の皆様には心身ともにお世話頂き、大変感謝しています。ドレーンを抜くまで毎日電話を頂き、状態を気づかって下さった事には言葉では言い表せないくらいありがたかったです。
自分の胸の変化は授乳したのだから仕方ないとずっと思っていましたし、整形手術に多少抵抗もありました。手術前まで本当に必要なのか気分が落ち込みました。わたしはスタイルを保つ為に運動の努力は惜しまない生活をしていますが、どうしようも出来ない胸は補ってもいいのではないかと思いますまだ術後一週間ちょっとしかたっていませんが、この決断は間違いではなかったと言い切れます。鏡に映った自分の姿を素直に美しいと自我自賛できるからです。思い切って本当に良かったです。このレポートが皆様のお役に立てることを祈っています。

施術後どのような経過を辿りましたか？

当日はいつも持っているバッグが重く感じる程力が入らず、胸を抑える圧迫バンドがきつくて息苦しく感じました。
幸い、痛み止めがかなり効いていたため、一度寝ると3、4時間は熟睡できました。起き上がる際は胸がじんじんと痛むのでなるべく横向きに力を分散させるよう気をつけていました。ドレーンと圧迫バンドを取るまでは、食欲は全くなかったものの、とったあとは体が軽くなりました。胸を強く押さなければ術前と変わりません。1週間後の抜糸で痛み止めも必要なくなりました。今現在3週間たちましたが、腫れはひいて胸の位置が少し下がってより自然になりました。乳首がかなり敏感になり、ヒリヒリ感が常にあります。バッグの重みで胸の下の皮膚が開いて行くような感覚もあります。もう少し時間が経てば落ち着くだろうと様子を見ています。
胸の感覚は晴れのきつかった方の胸がやや鈍感になっています。胸の中でバッグがかなり動いて、胸がプルプルゆれています。左右差がまだあるので、均等になりもっと柔らかくなればいいなど、期待しています！！

アフターケアの内容とその感想

術後3日は看護師さんより電話連絡いただきました。
非常にありがたかったです。
拘縮予防に三ヶ月分の薬を処方して頂きました。

満足度、良かった点など

始めての経験ですので他と比べようはありませんが、術後の経過のよさから、施術技術は確実に高かったと思います。
内出血やあざはほどんど出来なかったです。抜糸した後の傷口は4、5cmで引きつり感も特になく、前方からだと胸の影に隠れて目立ちにくいです。
ただ、赤みがまだありますので、側面からだとまだまだ目立ちます。胸の位置もとても自然で、みかけは豊胸だとはわからないです。

その他、クリニックへのメッセージなど

気軽にできる金額ではありませんし、満足できる結果になるかはわかりません。でも、思い切った決断で自信を得られるなら、人工美も人生を変える一つのステップだとおもいます。
今の所経過が順調なので、非常に満足しています。しかし気を緩めずマッサージや傷口のテープはりや薬塗りを欠かさずケアして行きたいと思います。