瞼の切開瘢痕治療
40代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
275,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
37歳時:瞼全切開・上眼瞼脱脂・挙筋短縮術
希望デザイン
某大手美容整形で上記手術を受けたが、開眼度が寧ろ下がった。
それに伴い目の周囲が疲れやすくなり、肩凝りと頭痛がひどくなって何をやっても治らなくなった。
両瞼とも自由に開閉眼できるようにして元以上に開眼度を上げたいし、恐らく前の手術が遠因で生じた頭痛からも解放されたい。
方法
眼瞼形成術後修正(眼瞼下垂治療 切開瘢痕 術後修正)
特殊施術計6回 &(最終日)新挙筋法
Dr.コメント
この症例は計6回まで切開瘢痕の特殊施術により閉眼障害と引き攣れを治療した後に、新挙筋法で開眼度をUPさせました。
他院にて眼瞼下垂手術を受けたにも拘らず、却って開閉眼障害(医原的眼瞼下垂)となり表情筋群の連動による浅側頭筋や皴鼻筋、前頭筋等の過緊張により何年も頭痛や肩凝りに苛まれていましたが、当院の治療でその症状も根治できています。
この特殊施術はメスを用いずに瘢痕を解除する当院独自開発の技法で、切開せずに眼瞼下垂治療ができる新挙筋法も他では受けられません。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どでアレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
傷跡は各部位に1~2箇所ずつ直径1~2mm程度の針孔がつきます。この孔は暫く残りますが数日月~数週間程で目立たなくなります。
レーザーや日焼け・化粧の迷入等で色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:結膜の充血が生じることをしないで下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後7日間 24時間はフェイスマスク、ストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
通常、7日後の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静