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【二重埋没法】腫れを少なくする方法

目・二重整形

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01


二重埋没法は、糸を入れるだけの手術ですので、切開法に比べて腫れが少なく、ダウンタイムが短いのが利点です。仕事をされている人でも、最小限のお休みで処置を受けていただくことが可能です。それでも、少なくとも手術日と翌日はお休みを取っていただくようにお勧めしておりますが、接客業でなければ、翌日の仕事も可能です。

二重埋没法の手術による腫れを極力少なくするために、瞼の構造や解剖を正確に理解する必要があります。瞼の皮膚はきわめて薄く、顔面でも頬付近の皮膚は2mmほどあるのに比べ、瞼の皮膚は半分以下の薄さです。ですから、皮膚の薄さを考慮しつつ麻酔をしたり 糸を通したりしないと、実際の位置がずれてしまい、思わぬ結果になることがあります。

また、瞼で最も出血しやすい部分は眼輪筋です。ですから、眼輪筋を傷つけてしまうと、内出血ができてしまうので、眼輪筋の扱いには細心の注意を払います。二重埋没法は切る手術ではないので、眼輪筋を触わらないないように感じますが、先程も述べましたように、瞼の皮膚は大変薄いので、直下に眼輪筋が存在し、傷つけられやすく内出血をおこしやすく、術後の腫れの原因となります。

二重埋没法で腫れを少なくする工夫は、局所麻酔の量を最小限にすることと、先程の眼輪筋を傷つけないように注射することです。埋没の糸を入れる位置を正確にマーキングし、マーキングした点に必要最小限の局所麻酔注射を行います。

麻酔の量を少なくするためにも、正確なデザインとマーキングが必要です。術前に座った状態で、ご本人さんに鏡を見ていただきながら、二重を作ってシミュレーションしマーキングします。さらに、麻酔をする前に、そのマーキングをもとに、左右を計測しながら正確にデザインし、最小限の量の局所麻酔とピンポイントで行います。

そして、麻酔を深く打ちすぎないことです。瞼の皮膚は大変薄いので、簡単に針先が眼輪筋に入ってしまうので、出血してしまいます。

このような工夫を行いながら細心の注意を払って手術を行っても、まれに内出血が起こることがあります。その際はそれ以上広がらないように圧迫を行い腫れを最小限にします。

このような工夫をして、細心の注意を払いながら行う二重埋没手術ですが、それでもまれに内出血や腫れが生じることがあり、そのような場合はしばらく、ご不便をおかけすることになります。

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