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  スペシャルインタビュー

美容医療一筋20年喜びを届け続ける美肌治療の達人

スペシャル
インタビュー

美容医療一筋20年喜びを届け続ける美肌治療の達人

2015年12月11日に開業したばかりの新宿マリアクリニック。その院長が、マリアクリニック横浜、町田、大宮院の顧問として開院当初から携わってきた金丸博之医師だ。美容医療一筋20年。美容皮膚科のスペシャリストとしてさまざまなメディアでも活躍する金丸医師が満を持してクリニックを開院する直前に、美容医療について、また治療にかける思いについて聞いた。話の中によく出てきたのが安心、安全、正しさという言葉。そこからは誠実な医療の追求と患者様本位の姿勢が見えてくる。

診療内容から費用面まで、
すべてにおいて安心できるクリニックを目指す。

美容医療の現状をどうみていらっしゃいますか?

10年前よりはかなり身近になったと思います。最近では「今日、ボトックス打ってきた」と友だちに話す方もいるくらいですからね。切ったり縫ったりする治療から、レーザーや注射などの比較的手軽な治療へと主流が移り、ダウンタイムも短くなったことが大きいでしょう。それでもまだ美容クリニックに行きづらいと感じている方もいるようなので、もう少しオープンになるといいですね。

ただその時に医療であることに重きを置かなければなりません。注射であっても内出血やショッック症状など患者さんの不利益になる可能性がゼロではありませんから、手軽な中にも安全性を第一に気を引き締めて治療にあたらなければと考えています。


そのようなお考えを踏まえ、クリニックとして、
医師として大切にしていることを教えてください。

クリニックとしては「すべてにおける安心」です。治療の質や安全性、そして費用面も含めたすべてで安心していただけることを目指しています。レベルの高い医療を提供して結果を出すのは当然ですが、美容クリニックの場合、ホームページに掲載されている以上の料金を取られるのではないかと不安に思われる方が少なからずいらっしゃるようなので、当クリニックでは料金を明確にしています。また、できるだけリーズナブルにすることで敷居を低くしたいと考えています。

私自身は患者さまに治療を受けてよかったと思ってもらうことに医師としての喜びを感じますので、「先生の話を聞いて、信じて受けて、傷も目立たなくて本当によかった」と言ってもらえるよう努力を続けています。


症例を積み重ねてきたからできる、
一人ひとりに合った確かなレーザー脱毛。

治療ではレーザー脱毛に力を入れているそうですが、新宿マリアクリニックのレーザー脱毛の特徴を教えてください。

レーザー脱毛は皮膚にレーザー光をあてて皮膚の下の毛根をなくすものなので、ノーダメージというわけにはいきません。レーザーを強くあてればいくらでも毛はなくなりますが、それでは火傷をおこしてしまいます。ですから、ダメージを最低限にしながら効果を最大限出す、そのバランスが“肝”といえます。

僕は脱毛器が日本に入ってきた1995年頃から美容皮膚科医として脱毛を行っていますので、膨大な症例を通して自分なりのノウハウを蓄積してきました。それにより、お一人おひとりに合わせたバランスを見極められますし、無駄なく確かな効果が出せていると思っています。


レーザー脱毛は脱毛機器の役割も大きいのでしょうか?

そうですね。美容医療に使われる機器は新しいものが次々開発されています。10年は優に使えるので10年以上同じ脱毛機器を使い続けるところもあると思いますが、当クリニックでは積極的に新しい機器を取り入れています。やはり性能が違いますからね。例えば、昔は痛みを軽減するためにジェルを塗っていましたが、ここ何年かで冷却ガスが搭載されている機器が当たり前になっていて、そのおかげで施術時間も施術スパンも短縮されています。それと、見落としがちなのが機器の台数です。いくら最新機器を導入しても台数が少なければ患者さまが予約を取りづらくなってしまいますので、当院では台数も揃えるようにしています。


それらが患者さまの満足度につながっているのでしょうね。

そうだとすれば嬉しいですね。あとは説明の仕方もあると思います。カウンセリングで「脱毛とはどういうものか」「エステとクリニックの脱毛の違い」などを説明しますが、僕もスタッフも1日に何回も同じ話をするわけです。その時に、機械的にマニュアル通りに話すだけでは患者さまに伝わらない。僕らは人と接する仕事ですし、僕自身も患者さまと楽しく向き合いたいので、お一人おひとりのキャラクターに合わせて話をし、心と心が通じ合えるように心がけています。


胸を張ってやり続けてきた美容医療は、
まさに自分の天職。

医師を目指したきっかけ、美容医療に進んだ経緯を教えてください。

父が開業医だったので、幼い頃から医師になるのが当たり前という環境でした。僕自身もそう思って育ってきたのですが、大学に進む前後くらいに、違うかな? と思う時期があったんです。どうしても家を継ぎたくなくてね。でも「あそこの息子は医者になれなかったから家を継がなかった」と言われるのは嫌で(笑)。だったら医師免許はきちんと取って、それでもやりたくなければ別の仕事をしようと思っていました。

その後、大学で勉強して何科に進むかという時に、父と同じ内科が嫌だったというのもあって形成外科に入局しました。そこで経験を積むうちに美容医療にも興味を持つようになったのです。僕が研修医の頃は美容医療の転換期。美容皮膚科というものは確立されていなかったのですが、ボトックスやヒアルロン酸の出はじめで美容医療という分野が変わっていく予感があったということも大きいですね。ただ当時は「美容をやりたい」と言うと「美容に逃げるのか」というような表現をされこともありました。医療として認めない風潮がまだまだあったのでしょうね。でも僕は当時からプライドをもってやっていますし、胸を張って美容外科医、美容皮膚科医だと言ってきました。この道一筋でやってきて、今は天職だと思っています。


最後に、読者へのメッセージをお願いします。

当院は「正しい診断が第一」だと考えています。例えば、シミを改善したいと来院される方がいますが、よくよく話を聞くと「キレイな肌になりたい」と言うのです。そうであるなら、優先順位が高いものが他にあるというケースは少なくありません。ご本人は鏡を見た時にシミばかり目についてしまうものですが、医師がニュートラルに全体を見ると違う側面が見えてくるわけです。だからといって、いろいろな治療を押しつけるわけではありません。当院のフォトRFも含め、今は1つの治療で肌全体をキレイにすることができますから、シミが改善されたら次のことではなく、同時進行で肌全体をキレイにすることが可能なのです。

正しい診断というのは、ご本人のお悩みを受け止めながらプロとして必要なアドバイスや施術の提案をすること。それを心がけていますので、脱毛にしても、わきが治療や肌トラブルにしても、明確なお悩みがある方だけでなく「なんとなく気になる」という方にもぜひご相談いただきたいですね。

編集後記

「寡黙な人間だと思われているかもしれないけど、実はまったく逆。たくさん話したいし、目立ちたがり屋(笑)。でも内気で照れ屋、恥ずかしがりやで、口ベタで、しかもナイーブなんですよ(笑)」というのが、ご本人による人物評。この言葉からも分かるようにユーモアあふれたお人柄で、とても楽しいインタビューとなりました。きっと患者さまも同じように感じ、リラックスしながらカウンセリングや施術を受けられるのではないでしょうか。また、インタビューに、機械的に話すのは意味がないというお話がありましたが、人と人とのつながりを大切にしていることがひしひしと伝わってきました。

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