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女性の髪の毛の乾かし方

薄毛治療

解説 親和クリニック 名古屋院

公開日:2016/08/09


髪の毛のダメージは、パーマやヘアカラーやアイロンだけではなく、髪の毛の乾かし方によってもダメージになることがあります。

ドライヤーを使うのが面倒だったり、ドライヤーの熱で髪が傷みそうな気がして、洗髪後は、自然乾燥にしているという人もいるかもしれません。

確かに、長時間、高温でドライヤーを当て続けるのは、髪の毛のダメージにつながります。ですが、濡れたままの髪の毛をそのままにしているほうが、髪の毛のダメージは大きくなります。

髪の毛の表面には、うろこ状に髪を覆い、バリアの役割をする「キューティクル」があります。キューティクルは、髪が濡れると開いた状態になるため、髪が濡れたままだと、髪内部の水分やタンパク質が流出しやすくなり、パサつきやダメージの原因になります。

また、髪が生乾きだと、変な癖がついたり、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなったり、頭皮が冷えて血行が悪化し、抜け毛の原因になったりもします。

洗髪後は、まずタオルで髪の毛の水気を取るタオルドライが重要です。
タオルドライをすると、ドライヤーを使う時間を短縮出来るので、髪のダメージの軽減につながります。しかし、髪をゴシゴシと強く摩擦してはいけません。タオルで髪を覆い、その上から、指の腹で頭皮をマッサージするように、やさしく水気を拭き取っていきましょう。また、髪の長い人は、頭皮の水分を拭き取ったあと、毛先をタオルではさみこんで、ポンポンと軽く叩くように水気を取りましょう。

次に、指で髪をかき上げ、髪の根元を中心に、内側から外側に向かって乾かしていきます。このとき、地肌を軽くこするように指を動かしながら乾かすと、髪の根元に温風を送り込みやすくなります。また、頭皮をこすりながら乾かすと、髪の毛同士がぶつかってこすり合うことにより、髪の毛に艶がでます。

根元が乾いてきたら、中間から毛先を乾かしましょう。中間から毛先を乾かす時は、ドライヤーは上から下へ動かし、髪に対してドライヤーを上から斜めの角度であてて、髪の毛から10cm以上離して使いましょう。

また、同じ部分にドライヤーを当て続けるのも、髪の温度を上げる原因になります。ドライヤーを動かしながらまんべんなくあてて、温風と冷風を切り替えながら乾かしましょう。
8割ほど髪の毛が乾いたら、ブラシでときながらドライヤーをあてると、髪の毛により艶とまとまりがでます。

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