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年齢層
■10代 0％
■20代 8％
■30代 19％
■40代 52％
■50代 21％
■60代以上 0％
ドクター相談室
しわ取りボトックスに関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
シワ取りボトックスやボトックス注射、または注射式シワ取りボトックス・ボツリヌストキシン注射など複数の呼び名がありますが、基本的にはどれも同一の治療名になります。シワ取り、特に、額の横じわ、眉間の縦じわ、目尻の笑いじわなど、表情のくせによる頑固なシワに効果的とされています。なお、ボットクス＝ボツリヌストキシンと思われがちですが、ボトックスはアメリカのアラガン社の薬品名の1つですので、本来は治療名ではありません。ただし、あまりにもボトックスの名が知れ渡りましたので、現在は治療名と扱ってもほとんど差し支えありません。また、ボツリヌストキシンの製剤は他にもあり、有名なものはフランスのイプセン社のディスポート、中国の蘭州社のBTXAがあります。
施術前に、顔を麻酔のテープで表面麻酔をします。30分経過後、ボトックス（ボツリヌストキシン）を筋肉に注射します。注入はおよそ、5～10分程度で終わります。その後、軽く数分顔を圧迫します。以上で終了とし、その後は洗顔や化粧をしても構いません。洗顔やシャワーなどは施術当日から可能です。シワ取り効果は、3～5日程度から表れ、初回の治療では3～6ヶ月程度は持続します。
現在、日本に流入しているA型ボツリヌス製剤は3種類あります。最も信用のおけるA型ボツリヌス製剤は、アメリカのアラガン社が製造しているもの（通称、ボトックス）で、これは国内で唯一厚生労働省の承認を受けているものになります。アラガン社のボトックスは世界で1,000万人以上が受けていますので、その安全性は確かなものといえます。次点で、フランスのイプセン社が開発したもの（通称、ディスポート）で、これもFDA（米食品医薬品局）から認可された非常に安定した薬剤です。最後の1つは中国の蘭州社のBTXAです。必ず医師にどこのメーカーのものを使っているかの確認を取ってください。
注入する部位により値段は変化しますが、アラガン社のボトックスで1万5,000円～3万円、クリニックによってはこの2倍の費用が掛かる場合があります。また、麻酔代など、別途請求されるケースもあります。なお、安全性があまり保証されていないボツリヌストキシンは5,000円から受けられますので、施術前に必ず医師にどこのメーカーのものを使っているかの確認を取ってください。
