ニキビ治療 Vol.2 ~毛穴のつまりをどう治す~
ニキビ・ニキビ跡の治療
公開日:2018/06/06
第一回では
①毛穴のつまり
②皮脂の溜まり
③菌の繁殖・炎症
④治癒(凹み、色素沈着、略治)
といったステージに合わせた治療が必要、というコラムを書きました。
第二回目の今回はニキビのスタートである「①毛穴のつまり」にフォーカスし治療を紹介したいと思います。
毛穴が詰まる原因としては汚れ皮脂、ホルモンバランスなどなど言われていますが、基本的には原因が何であれ治療としては詰まりを取る!につきます。
①物理的に取り除く
これは保険適応でもあります「面皰圧出」という方法です。特殊な穴のあいた器具を用い押し出す方法ですね。ご自身の爪で圧出された経験のある人も多いかと思いますが、そんなイメージです。(もちろん専用の器具を用いるので肌へのダメージは少ないですよ。)
②クリニックで治療
有名な「ケミカルピーリング」と言われる方法です。ある種の「酸」で皮膚表面を溶かすことにより毛穴の詰まりを取る方法ですね。
③外用薬でとる
近年のニキビ治療薬の保険適応のスピードは目を見張るものがあり、今まで抗生物質の外用しかなかったところに一種の「革命」が起きた、と言っても過言ではないでしょう。
お忙しい方にとって自宅でセルフケア感覚で毛穴のつまりをとることが出来るようになったのは喜ばしい反面、副作用も強めの塗り薬ですので管理が大変です。
やはり専門の医師とよくよく相談しながら治療をすすめることがよいでしょう。
④セルフケア
最近では化粧品でも「ポアレス」や「ノンコメドジェニック」といった詰まりにくいタイプや、②、③ほどではないですが、軽く皮膚を溶かすタイプのものも市販されています。
くれぐれもお肌に合わないものを続けるのはおやめくださいませ。
さて、いかがでしたでしょうか。
「毛穴のつまり」をとる、と言っても色々な方法がある事をご理解いただけましたでしょうか。
ニキビでお悩みの方は是非"あいち栄クリニック"にご相談ください。