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なぜ鼻根部と鼻尖部の使い分けをするのか?

鼻の整形

解説 真崎医院

公開日:1970/01/01


鼻のお悩みに関する約9割近くが、やはり「鼻そのものを美しく高くしたい…」というものです。患者様のご要望は大きく分けて二つあり、第一には鼻根部(鼻の付け根の部分)を高くし、鼻筋を通したいというもの。第二には鼻尖部(鼻先)を高く、スマートにさせたいというご要望です。真崎医院では、鼻根部にはI字型インプラント(人工軟骨)を挿入し、鼻尖部には軟骨を形成(仕立て直し)する方法で隆鼻術を行っております。

■なぜ鼻根部と鼻尖部の使い分けをするのか?
まずご自分の鼻に、直接指で触れてみて下さい。目と目の間には硬い骨(鼻骨)があるのがお判り頂けると思います。そして次第に下へとなぞっていくと、途中から押せば動く軟らかい骨(軟骨)に変わっていますね。つまり、鼻というのは2種類の全く異なる性質や硬さの骨で出来ているのです。そのため、鼻根部にはI字型インプラントを挿入し、鼻尖部にはその部位の軟骨で仕立て直しをします。あくまでも自然に仕上げるため、全てに硬いインプラントを使用するのではなく、軟骨は軟骨で形成(仕立て直し)をするという訳です。

隆鼻術で使用するインプラントには、通常I字型とL字型の2種類があります。お顔のとてもデリケートな部分ですから、安全で美しい鼻筋を心掛け、当院では鼻根部にI字型のインプラントを使用しております。

■I字型のインプラントの特長
鼻のトップ(鼻尖部)に触れられても、硬いインプラントが入っていないため、自由に動かすことが可能です。万一、他人に触れられたとしても、気付かれる心配がありません。
鼻根部(鼻の付け根の部分)は、しっかりと骨膜下で固定されます。ですから、例えトップ(鼻尖部)をぶつける等の刺激を受けたとしても、トップと鼻根部は独立しているため、鼻根部自体に影響はありません。勿論、鼻根部に触れてもグラグラと動く事はありません。
トップ(鼻尖部)には何も入っていませんので、循環障害(皮膚の色が変わってしまう等)を起こしたり、インプラントが鼻先から飛び出してしまうという様な心配は全くありません。つまり、一生涯にわたって他人に知られる事なく、後遺症の心配もない最良の方法と言えるでしょう。

■L字型インプラントをお勧め出来ない理由
鼻のトップ(鼻尖部)に指で触ると、硬いインプラントが入っている事が判ってしまいます。いくら軟らかい材質のものを使用したとしても、異物が入っている事に変わりはありませんので、鼻先の動きも制限されてしまいます。
トップ(鼻尖部)をぶつける等して受けた刺激が、鼻根部(鼻の付け根の部分)にまで影響を及ぼし、固定した部位が不安定になりがちです。この部位が不安定になると指で触れた際に、インプラントが中でグラグラと動くのが判ってしまいます。下から何かにぶつかると固定部位が突き上げられてしまいますし、鼻先を左右につままれると引き抜き運動になってしまうため、これを長年繰り返すうちに固定部位が次第にグラグラと動く様になってしまうのです。
トップ(鼻尖部)に異物を挿入し突き上げることで、慢性的にその部分の循環が悪くなります。そのため、鼻先の皮膚が次第に薄くなり、直下にプロテーゼに触れる場合もあります。時には赤みがさしたり、最悪な状態としては、プロテーゼが鼻先より出てきてしまう事もあります。また、トップの血行が悪くなるために、変色する恐れもあります。

■触られても判らない仕上がり
現在、鼻の美容外科手術は全て鼻の穴の中から行います。そのため、手術跡が外から見える心配は全くありません。隆鼻術も鼻の穴の内側を切開し、切開口から鼻根部にインプラントを挿入していきます。鼻尖部は鼻尖軟骨形成手術(鼻尖部の軟骨を仕立て直す手術)で、充分に細く高い鼻先にする事が可能です。インプラントは、患者様のお顔に合わせるため、約30分~1時間かけて入念にデザインをします。
患者様にもよりますが、大半は鼻先の手術をしなくても鼻筋を通すだけで、すっきりとした美しい鼻になるケースが多く、こうして仕上げた鼻は、例え他人に触れられても全く違和感はありません。

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