切らないわきが多汗症治療『ウルセラドライ』
わきが手術・多汗症治療
解説
札幌中央クリニック
公開日:1970/01/01
今まで、わきが・多汗症に於いては、外科的手術での治療が主流でした。メスを使い皮膚を切るため「傷跡が残ったり、皮膚が突っ張ったり違和感を感じる、長期間のダウンタイムがある等、問題がいくつかありました。それに対して注射のみで行う治療法「発汗抑制注射」では、手術の危険性もなく利用を考えているかたは少なくありません。ただし、発汗抑制注射は定期的に施術を受ける必要があり、経済的にも負担が多く、完治は望みにくいと言われています。これまで「前立腺がん」などで活用していた高密度焦点式(HIFU)のたるみ治療機器「ウルセラシステム」を、わきが・多汗症の治療として導入しました。ウルセラドライ療法は、従来の手術のように切開をする必要がなく、「発汗抑制注射」のように長期通院の必要がない画期的な治療法です。
◆ウルセラドライとは◆
ウルセラシステムは高度の発汗に対する高密度焦点式超音波による治療で、前立腺がんや顔面たるみ治療に用いられています。
ウルセラドライはUlthera社のUltheraTMsystem(FDA認可)を使用し、汗腺の層に焦点を合わせ限局的な熱損傷を与えることによって発汗を抑えます。