シワやタルミを改善したい箇所に薬剤を注入していきます。
眉間、目尻、口元などの小ジワが目立ちやすい箇所などを中心に、顔全体的に注入する場合もあります。

治療は1回の注入で終わることは少なく、製剤により異なりますが数週間〜1ヶ月程度の間隔をあけて3〜5回程度繰り返します。

バイオリモデリング製剤の「プロファイロ」の注入法で「BAP注入法（バイオエステティック）」という方法があります。これは老化によって皮膚の萎縮が見られやすい顔の下1/3をターゲットにした注入法です。とりあえず全体的に若返りたい、ハリを出したい、という方におすすめの施術方法です。

老化によるしわやたるみ、肌のヨレなど、ハリを失った肌を徐々にハリのある若々しい肌にしていきます。

また、肌の構造を再構築する過程でターンオーバーが促され、古くなった角質やメラニンを排出していくので、肌の質感改善効果や美白効果もあります。

改善可能なお悩みを具体的にあげるとすれば

など、老化によるシワ・コケ・タルミです。

サケのDNAから抽出した有効成分「ポリヌクレオチド」を使用し、肌の自己再生を促す治療です。主にコラーゲン生成促進作用があり、数週間後に肌のハリと、毛穴の目立ちの改善が見られます。生体適合性の高い物質のため、副作用が少ない薬剤です。

コラーゲン・エラスチンの生成効果がある薬剤です。効果は1週間後くらいからと、比較的早く出始めます。
シワ・小ジワの改善に特化した低分子のヒアルロン酸を主に使用した「スネコス200」や、ゴルゴ線や頬のコケに特化した高分子のヒアルロン酸を主に使用した「スネコス1200」など、使用目的に応じ製品が分かれています。

リジュランとスネコスが、非架橋型ヒアルロン酸であるのに対し、ハイドロは架橋型と非架橋型の両方のメリットを持つ”ハイブリッドヒアルロン酸”です。つまり、直後のハリUP効果と、時間をかけての肌の再構築効果の両方を得られます。

「美肌ワクチン」とも呼ばれるバイオリモデリング製剤の最も高機能なものがこちら。コラーゲン、エラスチンの他、脂肪細胞の再生にも高い効果を発揮するのが最大の特徴です。真皮層のさらに下、脂肪層という肌よりも深い層までアプローチします。
低分子から高分子まで数種類のヒアルロン酸をバランスよく配合し、さらに拡散性、粘着性が高く注入後適度に分散するため、効率的に薬剤が働きます。直後のハリアップ効果も、薬液の注入によりある程度期待できるため、これまでのバイオリモデリング製剤の「効果が出るまでに時間がかかる」という問題も解決しています。

また、安定性が高く、アレルギー源を排除しているため、体へのリスクがとても低い薬剤です。

エランセ、ジャルプロ、ヌクレオフィル・・・など、他にもいくつかのバイオリモデリング製剤があります。