ED・早漏・性病治療
EDとは
陰茎には常に血液が循環していますが、普段は陰茎に入る血液(動脈血)と出て行く血液(静脈血)が同量のため、膨張が起こらず柔らかい状態になっています。
性的な興奮を受けると、神経からのシグナルによって動脈が拡張して陰茎に入る血液の量が増え、この血液が「陰茎海綿体」を膨張させることにより陰茎が硬くなります。
膨張した陰茎海綿体は静脈を圧迫するため陰茎から出て行く血液量が減り、膨張状態が維持されます。
■ED治療薬の効果
現在ED治療薬として販売されている「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」は、いずれも勃起の際の陰茎の血管拡張を手助けする薬です。
性的刺激によって神経から送られるシグナルは、いくつもの段階を経て最終的に血管を拡張させます。「ホスホジエステラーゼ(PDE)」という物質は、この経過を邪魔する働きがあります。ホスホジエステラーゼには何種類がありますが、この中で「タイプ5(PDE-5)」が勃起の際の血管拡張に関係しています。ED治療薬は、このPDE-5の働きを抑えることによって勃起の際の「性的刺激→血管拡張」というプロセスを円滑に行なわれるのです。
このように、ED治療薬は血管拡張に働きかける薬剤であり、神経への働きかけを行なうわけではないので、薬を飲んだだけで勃起するわけではありません。ED治療薬には性的興奮作用や性欲増進作用はありません。
■EDの原因
知らず知らずのうちにストレスを溜めていたり、不規則な食生活を続けていたり、車での通勤による運動不足、お酒の飲みすぎ、喫煙など毎日の生活パターンが原因となって起こることが多いです。糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の方は、EDになるリスクはさらに高くなってきます。
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オススメする3つのポイント
EDの定義
EDは正式名称を「Erectile Dysfunction」といい、日本語では「勃起不全」と訳されています。
「満足な性行為を行なうに十分な勃起とその維持が出来ない状態」と定義されています。
EDの原因について
EDは、「勃起するのに十分な血液が陰茎に流れ込まれない状態」の事を指します。
原因としては、様々ありますが主に
■「生理学的」:血管や神経のトラブルや薬の内服など
■「心理的」:ストレスや生活習慣など
が挙げられます。
それぞれによって治療内容は異なってきますので、カウンセリングの際に医師が状況をしっかりとお聞きさせて頂きます。
お悩みを解決できるよう一緒に頑張っていきましょう!
副作用について
ED治療薬は陰茎の血管拡張を阻害する「PDE -5」の機能を抑えることによって作用します。
PDE-5は主に陰茎海綿体の血管に分布していますが、それ以外にも脳、心臓、鼻粘膜、消化管などにも分布しており、ED治療薬を服用することによってこれらの部位の血管が拡張し、副作用が現れることがあります。
よく見られる副作用として「顔のほてり」「頭痛」「鼻づまり」などがあります。 またPDE -6に関係した眼症状についてED治療薬が使えない事があります。