コンデンスリッチ豊胸のクリニックを探す

コンデンスリッチとは、脂肪注入による豊胸手術の一種です。自分の身体から吸引した脂肪を、外気に触れさせないまま遠心分離を行うことで、不純物を除去して濃縮した脂肪（コンデンスリッチファットまたは濃縮脂肪細胞と呼ばれます）を胸に注入します。不純物を除去して新鮮な状態の脂肪が生成されるので、注入後しこりができにくくなります。

コンデンスリッチの大きな特徴は、定着率80%、しこりができにくい、バストアップ効果が非常に高いことです。吸引した脂肪から不純物を取り除いて注入するため、従来の脂肪注入法や遠心分離技術に比べ、高い生着率が期待できます。また、しこりの原因となる石灰化や脂肪の壊死などのリスクを抑えることができます。 また、脂肪幹細胞注入では、脂肪幹細胞だけを抽出して使用するため、注入できる脂肪量が少なく大きなバストアップ効果は望めませんが、コンデンスリッチ豊胸では注入できる脂肪量が多く、より高いバストアップ効果が期待できます。

コンデンスリッチの手術では、全身麻酔もしくは局所麻酔を行うため痛みを感じることはありません。しかし、手術後2週間ほどは腫れやむくみ、鈍痛が続きます。術後1か月はノンワイヤーのブラジャーを使用するとよいでしょう。また、リスクとしては脂肪吸引時の傷跡が残ったり、皮膚に凹凸ができたりする場合があります。これらはどんな脂肪吸引・豊胸手術においてもありうるリスクなので慎重に検討しましょう。