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最新の美容医療コラム

歯科医院によってインプラント費用が異なる理由

インプラント

歯科医院によってインプラント費用が大きく異なることにびっくりした事はありませんか? しかも、インプラントは、入れ歯やブリッジと比較しても、決して安いとはいいがたい治療ですので、余計に混乱と不安を感じている方も多いと思います。ここでは、歯科医院によってインプラント費用や価格が異なる理由、インプラント治療の適正価格について考えてみたいと思います。 ■インプラント費用の内訳 各歯科医院によって費用はさまざまですが、大きく分けると2種類の費用から構成されています。簡単に言うと、技術費用と部品費用ということになります。 あくまで一般的なケースですが、各費用の内訳はおよそ下記のような割合になります。 ・インプラント埋入費用(精密検査料、埋入手術費用、二次手術費用、歯周外科処置費用、骨造成費用) ・上部構造、補綴物の費用(アパットメント(土台)、上部構造(クラウン)) それでは、各歯科医院によってインプラント費用が異なる理由についてですが、大きく3つの理由が考えられます。 【理由その1】インプラントを埋め込む場所による違い インプラント治療は埋め込む場所により難易度が異なり、難易度が高ければ費用(インプラント診断費)も高くなってきます。特に上の前歯にインプラントを埋め込む場合は審美的な要求が高くなり、二回手術法が推奨されることが多いため、費用も高くなってきます。 【理由その2】採用しているインプラントシステムの違い 現在、インプラントシステムは国内国外のメーカーをあわせると100種類以上あります。医療行為の治療費の大半は技術料ですが、材料原価が治療費に影響している事も間違いありません。研究開発費をかけて長期エビデンスを持っているシステムは価格が高くなりますし、コピーメーカーでは当然価格は安くなります。 インプラントは体内に長期間残り利用するものですから、信頼性が高いインプラントシステムを使わなければなりません。コピーメーカーのエビデンスを持たないインプラントシステムではそういう意味での不安はありますし、教育システムがしっかり整っていないことでインプラント治療のトラブル事例が数多く起こる事も多いようです。 【理由その3】医師の治療費用の違い 医師による診断や外科手術などの治療費用は自由価格です。よって治療費用を低く抑えれば、インプラント費用を安く設定することが可能です。 となると治療費用を低価格に設定している歯科院を選びがちですが、インプラント治療はとても難易度が高い治療法であり、その分、技術費用とも言うべき治療費用はどうしてもある程度は高くなってしまいます。 歯は毎日使うものであり、クオリティ・オブ・ライフに直接関係するものですから、必ずカウンセリングを受けて、セカンドオピニオンなども含めて実際に治療する医師と話して、過去の症例実績や治療方針などを聞きながら、自分自身が納得できる医師に治療してもらうことが大切です。

解説 KU歯科クリニックグループ

公開日:2018/01/28

歯科医院を選ぶポイントとは?

インプラント

どんなに素晴らしい設備や器具器材を使用したとしても、結局使うのは人間です。使う目的や使い方が違えば、結果は大きく違ってきます。人工物を体に埋め込むという歯科治療の中で、最も難易度の高いインプラント治療ですから、歯科医個人の考え方や取り組む姿勢、更に性格までが治療の結果や予後に大きな影響を与えます。担当医とコミュニケーションを密にとり、長いお付き合いのできそうなクリニックを選んでください。 ■セカンドオピニオンの重要性 大きな治療をするときは、だいたい3軒の病院を回れば本当のことが分かってきます。一人の意見だけではなく、複数の意見を聞くことが真実に近づくカギとなるのです。 その際は専門性が異なるドクターの意見を聞いておくとよいでしょう。例えば同じ癌でも、外科手術に長けた医師、化学療法を専門とする医師、放射線療法を専門とする医師がそれぞれ専門の治療法を最優先で考えてしまいがちです。しかし患者さんにとって一番よいのは、専門性にとらわれず、患者さんの症状にあわせたベストなタクトを振ってくれることです。治療で何がよいかは患者さんに分からないこともありますが、どの病院でどの治療法を選ぶのかというのは患者さんの決めることなのです。したがって、セカンドオピニオン、サードオピニオンが重要になってきます。 絶対的に信じてはいけないのが、セカンドオピニオン、サードオピニオンを嫌がる歯科医院です。今の時代に、それらの重要性を理解していない歯科医院ならば、まず身を預けるのは避けるべきです。 ■治療の口腔内写真を見せてくれるかがカギ 歯科医院を選ぶ判断基準で特に重要なのは、自分の行った治療を自信をもって患者さんに見せているか、見せていないかです。口腔内写真とレントゲン写真は、まさに歯科医が治療を包み隠さずに物語っているものなのです。本当にレベルの高い歯科医は、自分で治療した患者さんの口腔内写真とレントゲン写真は必ず保存しています。それがなければに、本当によい治療など出来るはずがないからです。 ですから、本当に信頼ができる歯科医師を見極めたければ、「今までやった治療の写真やレントゲン写真をみせてください」と聞いてみてください。自信をもって治療に取り組んでいる歯科医師であれば躊躇なく見せてくれるはずです。

解説 KU歯科クリニックグループ

公開日:2018/01/28

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