乳房縮小術のクリニックを探す

乳房縮小とは、肥大したまたは垂れているバストから過剰な乳房組織を切除しバランスよく整形する治療です。バストの整形といえば豊胸手術が有名ですが、同様にバストが大きいせいで不快な思いをする方も数多くいらっしゃいます。手術方法は医院によって異なりますが、乳頭より下の脂肪を切除し、垂れ下がっていた乳頭を前面へ引っ張り縫合するというものが一般的な方法です。

乳房が肥大していること自体は特に病気の原因にはなりません。しかし、乳房の重さによって猫背、肩こり等に悩んだり、バストが大きいことで好奇な視線をむけられたり服のサイズが制限されたりすることがあります。また、バストは加齢とともに垂れ下がってくるため、妊娠出産を終えたころに縮小整形を決意する方も多いようです。実際は、乳房縮小は乳腺を傷つけずに手術できるため、妊娠出産に影響を与えることはありません。

乳房縮小の手術は、局所もしくは全身麻酔を行うため痛みはほぼありません。ただし、術後2週間程度は強い腫れや内出血が生じることがあります。リスクとしては、傷跡が残ることと乳輪・乳頭の血流障害や皮膚の壊死の可能性が挙げられます。

基本的なアフターケアとしては、1週間後に抜糸、1か月後などに経過診察があります。ダウンタイムとしては、2週間程度腫れが生じ、たまにズキズキと痛むことがあります。手術後はすぐに帰宅できますが安静にしましょう。また、日常で何か違和感を感じたらすぐに医院へ連絡し、診察を受けましょう。