突然できた赤いシミには初期ガンの可能性がある?赤いシミの正体と対処法を徹底解説
シミ取り・肝斑・毛穴治療 (その他(シミ・毛穴治療))
公開日:2024/09/06
本記事では、急にできた赤いシミの正体と対処法について解説いたしますね。
監修 松本敏明
SSCクリニック・SSCビューティークリニック 院長
1975年 同大学附属病院皮膚科勤務
1976年 北海道大学医学部付属病院形成外科勤務
1987年 文部教官北海道大学助手として医学部形成外科学講座勤務
1991年 札幌スキンケアクリニック開院
2020年 院名をSSCクリニック・SSCビューティークリニックに改称
40年間、アザのレーザー治療を専門とし現在に至る。
なぜ急にできた赤いシミは要注意なの?
赤いシミは初期がんの可能性があるから
顔にできた赤いシミは、放置してしまうと稀に初期がんに進行してしまうことがあります。
急に赤いシミができて、自分で大丈夫だと判断して放置することは危険なので早めにクリニックへ行って相談してください。
顔にできた赤いシミの正体は?
今回は、代表的な3種類の症状を紹介させていただきますが、症状をご自身で断定せず、
お近くのクリニックへ受診することをオススメいたします。
日光角化症
日光角化症は、紫外線によるダメージが原因でできる赤いシミで、放置すると稀に皮膚がんになることがあります。
主に顔、首、手などの日焼けしやすい部分に現れ、盛り上がったり、かさぶたのようになったりします。
初期には目立たないこともありますが、徐々に大きく、色が濃くなることが多いです。特に、日焼けしやすい人や長時間屋外で過ごす人は注意が必要です。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、ニキビや傷が治った後に残る赤みです。
これは、炎症後にメラニン色素が過剰に生成されることで起こります。時間が経つと自然に薄れることが多いです。
炎症の程度や肌質によって、赤みが強く残ったり、薄くなるまでに時間がかかることがあります。
毛細血管拡張症(赤ら顔)
毛細血管拡張症は、毛細血管が拡張して皮膚の表面に赤みが現れる状態です。主に頬や鼻の周りに見られます。遺伝や紫外線、アルコール、辛い食べ物、熱いお風呂などが原因とされています。赤みやかゆみ、痛みを伴うこともあります。
赤いシミの治し方とは?
外科的な治療法(対象:日光角化症)
◆凍結療法
凍結療法は、液体窒素を使って皮膚にできた赤いシミを急速に凍結させ、取り除く方法になります。
◆外科切除
皮膚にできた赤いシミを切除術で取り除くことができる方法です。
切除術は、大きいシミや他の治療法ではあまり効果が出なかった際に有効になります。
塗り薬による治療法(対象:炎症色素沈着)
◆塗り薬
治療の適応がない肝斑やレーザー治療の効果が期待できない薄いシミ、炎症後色素沈着などの治療には塗り薬を使用することができます。
いずれの薬剤も皮膚に対して刺激があるため、専門医にご相談ください。
レーザーによる治療法(対象:毛細血管拡張、炎症後色素着)
赤みを帯びた、血管治療や色素沈着してしまったシミにはレーザーによる照射が最も有効になります。
レーザー治療は以下のような治療の種類があります。
◆Vビーム
赤みや血管症などの治療に使われることが多いです。
また、皮膚へのダメージが少なく、安全性が高いため、ダウンタイムが少ないことも特徴です。
【Vビームのおすすめプラン】
◆Qスイッチレーザー
メラニン色素に反応して、シミを破壊するレーザーです。効果が高いですが、ダウンタイムが長い場合があります。
【Qスイッチヤグレーザーのおすすめプラン】
◆ピコレーザー
Qスイッチレーザーよりも短いパルス幅のレーザーです。Qスイッチレーザーよりもダウンタイムが短く、効果も高いと言われています。
【ピコレーザーのおすすめプラン】
まとめ
本記事では、急にできてしまった赤いシミの正体と対処法について解説させていただきました。自分で大丈夫だと判断して放置せずにまずご相談ください。
今回この記事の監修クリニックであるSSCクリニック・SSCビューティークリニックでは、40年以上シミやあざを専門としている松本敏明院長をはじめ多くの先生方が患者様の不安や疑問に寄り添います!
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