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待って!そのシミ、肝斑かも・・・ ~セルフチェックのススメ~

シミ取り・肝斑・毛穴治療

解説 あいち栄クリニック

公開日:2018/05/23


美容皮膚科の基本中のキ、それは『シミ』でしょう。
シミと一言にいってもあくまで皮膚表面の中の他の部位より色の濃い「状態」でしかなく
色々な病気を含んだ俗称となっています。
多くの「シミ」がレーザーで軽快していきますが、中にはレーザーで悪化してしまう場合がある『シミ』があります。
大きく分けて『肝斑』『扁平母斑』『悪性黒色腫』ですが、今回は代表格の『肝斑』について書いていきたいと思います。

『肝斑』という名前が一人歩きして、美容皮膚外来では多くの方が「私って肝斑じゃないですよね・・・?」とご質問されてきます。
実は肝斑はなかなか診断が難しいものです。
なんせ『潜在性肝斑』なんていう治療後に顕在化してくる肝斑もあるんですから。。。

さてそんな皆様が気になる肝斑ですが、実はすごく典型的なものはセルフチェックで割と簡易診断できます。
肝斑の特徴(本当に・・・本当によくあるパターンのもの)としては
・両頬にある
・もやっと、ベターっとした広範囲の色素斑である
・だいたい左右対称
・だいたい均一な色
・ほぼ鼻背には出ない
・だいたい三角形
・だいたい目の縁から1cmくらい離れて存在する
が挙げられます。

おそらく皆さまこの記事を読みながら鏡でご自身のお顔を見ていらっしゃるかと思います。
上記で「だいたい」が多かったと思われていると思いますが、肝斑の簡易診断はこの「だいたい」が大事になってきます。

セルフチェックのポイントとしては
・鏡を両手で正面に持ち、肘を出来るだけ伸ばして鏡を顔から遠ざける
・目を薄めにして何となくお顔全体をボンヤリ眺める
です。

そうすると何となくモヤーっと見えてくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう。それが肝斑です。
(あくまで本当に典型的なパターンですけれど)


さて、今回のコラムでは美容皮膚科のシミ治療の天敵「肝斑」のセルフチェックに関して書かせていただきました。
くれぐれもしっかりした確定診断は必ず専門の医師の診断を受けてください。
シミの中には『悪性黒色腫』といった皮膚癌も含まれており、早期発見が早期治療に役立ちます。


シミでお悩みの方は是非あいち栄クリニックにご相談ください。

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