医療レーザー脱毛と光脱毛の違い
医療脱毛
公開日:2018/08/05
どちらも毛根に作用して毛を抜くという点では同じです。 大きな違いは毛根の組織を破壊しているか、していないかという点です。レーザーは、単一の波長で毛根組織に選択的に照射できるので、毛根を破壊できるくらい強いエネルギーを与えることが可能です。様々な波長を含む光脱毛で強いエネルギーで照射すると、皮膚が火傷してしまうのでできません。また、毛根を破壊する行為自体が医療行為なので、レーザー機器は医師のいる医療機関でないと扱うことができない決まりになっています。
レーザー脱毛は、毛根自体を破壊できるので、破壊された毛根から一旦毛が抜けると、その後は生えなくなります。これが、永久脱毛や永久減毛が可能な理由です。
光脱毛は毛根自体は破壊できないため、一度抜けても同じ毛根からまた毛が生えてきてしまいます。従って、毛がない状態を保ちたければ、通い続ける必要があります。
従来、レーザー脱毛の欠点としては、光脱毛に比べて痛みが強い、料金が高いという点が指摘されてきました。最近では、蓄熱式という新しいタイプのレーザー脱毛機器も登場し、ほとんど痛みを感じずに施術することが可能になってきました。料金に関しても、以前と比べればお求め安い価格になってきていると思います。通う回数を考えれば、トータルでは光脱毛よりコストパフォーマンスは高いので、レーザー脱毛を最初から選択される患者様も増えていると思います。