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ニキビ・ニキビ跡の治療

カウンセリングについて

メイクを落としていいただいた後に、お悩みの部分を拡大鏡を使用しつつ診察し、瘢痕の場合は触診により、周辺ならびに下部組織との癒着の程度を確認させていただきます。
治療の適応を見極めたうえで、デメリットやリスクもつつみ隠さずにお話して、治療法の提案をさせていただきます。特に、ニキビ痕の治療はダウンタイムを伴いますので、十分にご検討されることをお薦めいたします。

施術内容について

当院では主にニキビ痕治療に注力しており、フラクショナルレーザーをご提案する場いいが多いです。
当該レーザーには、アブレイティブレーザーとノンアブレイティブレーザーがありますが、前者の方がよりハードな治療であり、その分効果が高く、ダウンタイムも長めとなります。いずれにしても麻酔クリームを使用しますが、多少の痛みを伴う治療となります。

前者のレーザーとしてはウルトラパルス(アンコア)によるブリッジセラピー、後者はフラクセル3を当院では使用しています。

施術後の経過について

ノンアブレイティブフラクショナルレーザー(フラクセル3)の場合は、5日ほど極小のカサブタが生じます。また、治療部位の赤みは1週間ほど残ります。

アブレイティブフラクショナルレーザー(ブリッジセラピー)の場合は、3日間創傷被覆材を貼っていただくとカサブタは生じませんが、治療部位の赤みは3~4週間ほど残ります。

まれながら色素沈着や肝斑の悪化が観られる場合があります。

リスク・副作用について

まれながら
・色素沈着が生じることがあります。お顔の場合は、数か月~半年ほどで改善します。
・治療後1週間以内にニキビが多発する場合があります。
・アブレイティブフラクショナルレーザーによる治療後、感染症が生じ、傷が残ったケースが報告されています。

アフターフォローについて

ノンアブレイティブレーザー(フラクセル3)の場合は、治療後1週間ほど、抗炎症作用のある外用薬を塗布していいただきます。


アブレイティブフラクショナルレーザー(ブリッジセラピー)の場合は、3日間創傷被覆材を貼っていただき、被覆材を外した後は。抗炎症作用のある外用薬を数日使用することをお薦めしています。