船橋中央クリニック

若いころに、ペニスの外尿道口の手前１センチほどの尿道（ピアスホールの部位の名称をプリンスアルバートという）にピアスホールを開けピアスを装着し、長年それなりに楽しんできました。ところが歳月の経るとともにピアスを付けなくなることが多くなり、ここ数年間はずっと外したままとなっていました。それならもうピアスを付けることも無いのなら、排尿時の裏漏れの原因となるピアスホールは、できるなら塞ぐべきだと考えるようになりました。そこで、泌尿器科に受診したところ、美容整形外科系のクリニックなどで相談してみたらということになり、結果として仮性包茎手術も併せて口コミ広場からカウンセリングの予約申し込みをすることになりました。

このクリニックを選んだ理由

泌尿器科でこういうクリニックがあると名前だけ教えてもらった中の一つだった。
ホームページを見て良さそうだった。
クリニックが自宅から近からず遠からずだった。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

仮性包茎の手術については全てクリニックの男性カウンセラーが行いました。説明は図解とともにとても分かりやすかったです。施術する院長は診察とピアスホールの塞ぎ方の説明をしました。クリニックでピアスホールを開けるということは多々あると思いますが、塞ぐということは極めて少ないということで、院長の説明も多分大丈夫でしょうといったニュアンスのものでした。

施術の内容・痛み・かかった時間

①下半身を裸になって手術台に上向きに寝てアイマスクをする。
②陰毛の一部を剃毛する。
③局部の回りに麻酔注射を打つ。
④ピアスホールを糸で縫い合わせて塞ぐ。
⑤包茎の余分な包皮を切除して、亀頭のかりの下側部分で縫い合わせて手術終了。

手術時間はおおよそ３０分程度で痛みは殆どありませんでした。
手術の様子がアイマスクのために見えませんでしたが、実際に見てみたい気持ちもありました。

来院から施術後までの様子

　JRの駅から数分歩いてカウンセリングの予約をしたクリニックに午前１１時に行きました。高いついたてで仕切られた待合のコーナーに案内され、少し待ってからカウンセラー室に入りました。まず男性のカウンセラーからカウンセリングを受けてから、その後に院長の診察と説明がありました。もう一度カウンセラーからの施術料など具体的な説明があり、この後すぐに手術ができますがと勧められました。説明によれば考えていた予算を大幅に超えていたこともあり、一瞬どうしようかと迷いましたが、また改めて来るのも面倒なので、思い切って手術をお願いすることにしました。
　手術が終わってからも幸い痛みもなく電車に乗って帰宅したのですが、気分も悪くなかったので途中下車をして、知り合いの画廊によって絵を見ながら暫しお茶と会話を楽しんでから帰途に着きました。

現時点までの経過

２週間で抜糸でしたが、この間も痛みはまったくありませんでした。ただ術後２日目に亀頭に１センチ近い大きな水泡のようなものができたので、びっくりしてクリニックに行って診てもらいましたが、これはよくあることだからそのままにしておいてよいということで安心しました。なるほど、２～３日もしたら水泡も萎んで、最後には日焼けのように皮が剥けて治りました。抜糸をしたころはペニスが少々片方に曲がってねじれているようなのですが、これは時間とともにだんだん修正されるのではないかと期待しています。

その他、クリニックへのメッセージなど

院長先生をはじめクリニックの皆様、この度は大変お世話になりありがとうございました。おかげさまで今までのところ、特に問題もなく経緯しています。ただ惜しむなくは施術料の予算が大幅にオーバーしてしまったことは事実であり、手術をお願いする前に施術の値段交渉を若干すべきだったと反省しています。そしてこの反省はまた、レポートの読者さんに対するメッセージでもあります。

施術後どのような経過を辿りましたか？

　手術が終わると、排尿ができるように尿道口だけを残して、ペニスは専用の包帯でかなりきつくぐるぐる巻きにされました。術後２日目に亀頭に大きな水泡ができてびっくりしたことは前述のレポートで触れましたが、包帯がきつく巻かれたことによる血行障害からできたのではないかと思っています。包帯を少しゆるく巻き直してもらったら水泡は２日ほどでほとんど萎んでしまいました。

アフターケアの内容とその感想

　４日目にクリニックで院長の診察があり、問題はないということで、その日から抜糸の日までは、自分自身で渡されていた軟膏を傷口につけて専用の包帯で毎日巻き直しをしました。最初は自分で巻くのですから看護師さんのようには上手く巻けませんでしたが、それもすぐに慣れてそこそこ上手くできるようになりました。
　２週間後に抜糸がありました。糸を抜かれるときのチクチク感は、今回の手術の流れの中で、案外これが一番の痛さだったのかもしれません。おかげ様で処方されていた鎮痛剤は最後まで使うことはありませんでした。
　抜糸の後は包帯は巻かず、傷口を清潔にして、しばらくの間は過度な動きや力が加わらないように注意しながら日常生活を送りました。　

満足度、良かった点など

現在は施術後から一か月が過ぎたところですが、ピアスホールは上手く塞がれて、排尿時の裏漏れは完全になくなりました。包茎手術の方も抜糸の痕も継ぎ目のしこりもほとんどなくなってきました。もうしばらく時が過ぎれば、もっと自然にすっきりするのかなと思っています。
今回の手術の最大の目的は排尿時の泌尿器的環境の改善ということだったのですから、裏漏れがなくなり、包皮をむいて亀頭を出す手間もなく、気楽に排尿ができるという意味では、満足度は１００点です。

その他、クリニックへのメッセージなど

おかげ様で本来の目的はほぼ１００％達成することに成功しました。本当に感謝です。ありがとうございました。
「トータルでの費用についてはいかがですか？」の質問に普通と答えたのは、目的が達成できたことは満足であるが、予算を大幅にオーバーしてしまったのは当然満足ではないということになり、答えはその真ん中を取って普通ということにしました。それに、施術料の相場というものが有るのかどうか、他のクリニックならどうなのかということも分かりませんのでやはり普通とすることにしました。ただ、費用の問題も大事なことですが、一番肝心なことは目的がきちんと達成できるかということだと思いますので、その意味では今回選んだクリニックは正解だったと思っています。