【立ち耳形成術】
耳が立っていて、正面から耳が目立つ
立ち耳は、対耳輪という耳の折り目がもともと浅く、耳が頭に対して立ってしまっている状態です。正面から耳が見えやすくとても目立つ形態になります。
耳の後ろの対耳輪にあたるところの皮膚を笹型に切除し、耳の軟骨にスリットをいれてナイロン糸で方法し、
耳の軟骨を折り曲げます。皮膚を丁寧に縫合し手術終了です。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
片側約30分の手術です。
【耳垂裂手術】
生まれつき、あるいはピアスが引っかかり耳垂が裂けてしまった
耳垂裂は大きくわけて先天性と、外傷性に分かれます。先天性の場合、耳垂の組織欠損の程度にもよりますが、裂の部分の皮膚のみ切除し、耳垂の形態を再建します。
外傷性の場合、ピアスなどがひっかかり裂けてしまったなどが理由として多いようです。この場合も、裂けて治癒した裂の部分の皮膚のみを切除し、縫合します。
ただ単に切除縫合すると耳垂の辺縁にくぼみ(notch)ができることがあります。この変形を防ぐためにZ形成術を応用した方法でおこないます。縫合は中縫いを極細吸収糸で形成外科的に丁寧に行います。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
【耳ピアス修正術(ピアスホール修正)】
耳はピアスホールを開ける機会が多い場所です。ピアスホールを埋めたくなった場合、ピアスホール修正術を行うことで傷が目立たず治癒させることができます。
ピアスで耳たぶが裂けてしまった場合、耳垂裂手術で元通りに近く治癒させることが可能です。
局所麻酔あるいは静脈麻酔を行ったうえ手術をおこないます。ピアスホールを正常皮膚との境界で切除します。
単純に縫合すると、くぼみができる可能性がありますので、形成外科的に埋没縫合をおこない、丁寧に耳垂の形態を整えます。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
抜糸は5日前後で可能です。