脂肪吸引とは、皮下に専用の吸引管(カニューレ)を挿入して、皮下脂肪を取り除く施術です。
脂肪細胞の数自体が減るので、一度施術をした部位は太りにくくなるという特徴があります。カニューレを挿入するために5mmくらいの傷を数箇所につけ、チュメセント液と言う特殊な麻酔液をまいていきます。このチュメセント液が脂肪と反応することで、脂肪の乳化が起こります。乳化が起こると脂肪が溶けた状態になり、その状態でシリンジの陰圧を用いて吸引していきます。脂肪吸引が終わると、麻酔液の絞り出しを行ってから傷跡を縫合します。脂肪吸引した部位は包帯による圧迫を行います。その後は当院に何回か来院していただき、経過観察をさせていただきます。基本的には手術翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に来院していただきます。脂肪吸引の完成は3-6ヶ月後となります。