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まぶたの脂肪吸引の基礎知識 入門編FAQ
まぶたの脂肪吸引に関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
まぶた脂肪吸引の治療法を探しているのですが、見つかりません
口コミなどでよく「まぶたの脂肪吸引」という言葉は見つかりますが、正式には、まぶたの脂肪を“吸引”させる治療法はなく、まぶたの粘膜の皮膚をメスまたはレーザーで切開して脂肪を取り除く治療法になります。それゆえ、二の腕や太ももなどの脂肪をカニューレなどを使用して脂肪吸引する治療法とは少し異なります。インターネットなどで検索する場合は「まぶたの脂肪除去」や「まぶたの脂肪取り」、「脱脂法」、「脱脂術」などで検索してみてください。また、クリニックのホームページでは、まぶたの脂肪吸引のカテゴリは「脂肪吸引」ではなく、「二重まぶた・目元」として紹介されています。
まぶたの脂肪を取り除く理由は?
目の下は膨らみは加齢と共にたるんで下がります。このたるみは眼窩脂肪が緩んでいるものですので、これを少し切除することですっきりと若々しい表情を取り戻せます。特に、二重のラインをはっきりさせたい方、まぶたのハレぼったさを解消させたい方、眠たそうな印象を相手に与えているのでそれを改善させたい方、二重のり(アイプチ)でクセがつきやすいのでなんとかさせたい方に、まぶたの脂肪吸引がオススメです。
まぶたの脂肪取り(脱脂法)の治療方法について教えてください
まぶたの脂肪取り(脱脂法)の治療の流れは、下瞼粘膜部分(上のまぶたの場合は上粘膜部分)へ局所麻酔を注射し、メスまたは高周波レーザーメスで小さく数mm切開し、脂肪を取り出します。その後、切開したところを医療用の糸で縫合します。手術時間は約30分。抜糸の必要はありません。腫れは3~7日程度。コンタクトレンズは2日後から使用できます。
切開法と何が違うのですか?
切開法も脂肪を取り除く治療法ですが、目的と切除範囲が異なります。脱脂法はたるみを解消させることを目的としますが、切開法は二重を形成させることを目的とします。また、脱脂法の切除範囲はまぶたの裏側を数mm切開しますが、切開法は二重を形成する場所を全体に渡って切開します。そのため、ダウンタイムも大きく違い、脱脂法が3~7日に対して、切開法は1~2週間から1ヶ月も続きます。