太ももの脂肪吸引（男性向け）のクリニックを探す 総合版はこちら

日本人の方で、下半身太り（太もも）に悩む方は非常に多くいます。しかし、下半身太りは最もダイエットが困難といえ、脂肪吸引などの医療方法以外での成功はとても難しいとされています。脂肪吸引の方法は主に、カニューレを直接脂肪細胞に刺しこみ、脂肪を吸引して取り除く治療法があります。また、カニューレを吸引する前に、ベイザー波で脂肪を溶かして、吸引しやすくさせる治療法もあります。他にも、脂肪吸引とは少し異なりますが、脂肪を直接破壊して自然に体外に排出させる『ライポソニックス』や『ウルティマ・アンサンブル』の医療機器を使った治療法や、脂肪溶解注射液を注入する治療法もあります。

全てのクリニックが行っているとは限りませんが、治療前にコンピューターグラフィクスを用いて手術後の状態をシミュレーションし、術後のイメージを患者に紹介してくれるクリニックがあります。脂肪吸引を行うことでどれくらい体つきが変化できるか、および、目指すべきプロポーションを確認することができます。また、最初のカウンセリングが無料のクリニックや有料のクリニックがありますので、ホームページなどで確認を取るようにしてください。

麻酔の種類や方法はクリニックごとに異なりますので一概には言えませんが、一般的には、術前の局所麻酔、術後の麻酔テープと内服薬の処方になります。また、術前の麻酔の方法にも様々な種類があり、チューメセント法（SBC式）では、局所麻酔薬に加えて、生理食塩水、血管収縮剤、pH調整剤をブレンドすることで、鎮痛効果だけでなく止血効果に、安定的な脂肪吸引が可能になります。脂肪吸引の術後も2～3日は痛みが残りますので、硬膜外より麻酔液を注入したり、麻酔テープにより痛みを和らげます。感染を予防する薬や腫れや痛みを抑える内服薬などもあります。

脂肪吸引はあくまで外科治療ですので、患者の身体に思わぬ影響を与える場合があります。そのため、患者の状態を確認するため、治療3日後、1週間後、1ヶ月後、1ヶ月、半年、1年でチェックを行います（クリニックによってこの期間は異なります）。また、脂肪吸引後は皮膚が硬縮します。特に多量の脂肪を取り除くと起きやすくなります。硬縮は3～4ヵ月程度で自然に回復しますが、超音波マッサージなどを行うことで回復を早めることができます。