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骨削り不要の理想的4D V-line(下顎骨line)形成術

輪郭・顎・エラ・額・小顔整形 (顎の整形)

解説 KUNOクリニック  麻布院 クリニックナインフィールズ

公開日:2023/11/13


骨削りしない V-line&下顎骨ライン 形成術

● 顔面輪郭でのV-line(Vライン)とは?

正面から見た顔面輪郭において、下顎骨縁のフェイスラインがV字に近い場合に一般的に「V-ライン」と呼ばれています。一般的に卵型輪郭の下部のみを指して「V-ライン」と呼ばれることもあります。

Vの形状をどう輪郭線に当て嵌めるのかもVの構成角度にも明確な定義や厳密な条件はありません。

確かに「V字線」だとは言っても文字通りの直線的なV字のフェイスラインだと却って人工的で不自然な輪郭になるので、必ずしも直線的なVの形状を指しているわけではなさそうです。

しかしだからといって逆に「U字」なら丸顔輪郭に近づくため、適度な軽い曲線要素を含んだV字がやはり理想的です。その理想的なV字輪郭線を満たすには、「左右差が無いこと」「タルミが無いこと」「凸凹が無いこと」「下顎骨ラインがうすく見えること」「エラが張っていないこと」「皮膚疾患が無いこと」「笑顔時にあまりシワが無いこと」「他の四角や丸等の形状で輪郭を表すよりもV字表現が適切であること」「V字の頂点が顔面中央線の軸と一致して顎尖部の延長線上と一致すること」等が基準になりますが、これらはあくまでもイデア(理想追及)的な視点です。

当院では、 正面から見た「おすまし顔」で限りなく卵型または御本人様の御希望や個性に合わせた「V-ライン」を目指しつつ、笑顔まで動的に美しく見えるデザインをオーダーメイドで行っています。これを「理想的な4D V-ライン形成」と呼んでいます。

●顔面骨削り手術で失敗されるとこうなります!

骨削りやセットバック等の手術は費用だけでなく、不可逆的な後遺障害が発生しやすい大掛かりな手術です。顔面神経損傷による永続的な表情筋群の麻痺、三叉神経損傷による感覚鈍麻や痺れ、望まない部位の亀裂骨折の波及、咬合障害、左右差、万一の深部感染、そしてタルミや陥凹、シワ、口角下垂等です。

当院では、ハイリスクである骨削り手術の代替法も幾つかご提案しております。貴方のお顔の替わり(スペア)はありませんので、目的が叶うならより適切な手段を選択して下さい。

●脂肪吸引の中でも実は顔面の脂肪吸引が最も難易度が高い

貴方の元々の顔面の形状(骨格や筋肉を含む)や皮膚のコンディション(ニキビや毛穴、肌理等)、組織組成(脂肪だけでなく線維組織)、皮膚と真皮の張り感や加齢シワとの関連に加えて、貴方が過去にどの様な施術を受けてきたのか、受けていた場合の現状の問題点がどの程度どの層で生じているのか、更に貴方が口頭で仰る理想の仕上がりも詳細まで全て計算に入れて、恰も人工知能の様に㎜以下単位でデザインし、一度の手術で御本人様の御希望通りに完成させる技術が問われているからです。

つまり要所要所で吸引しすぎても取り足りなくても、後遺障害を残してもダメなのです。

次回のコラムでは、「フェイスリフト手術が何故、当院でNGになったのか?」について述べて参ります。

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