肉割れ(皮膚線条)
傷跡治療、ケロイド
公開日:1970/01/01
妊娠線に代表されるこのような肉割れは、真皮といわれる皮膚の深い部分の断裂ですので、線になってしまった割れた部分は基本的に修復ができません。(皮膚が足りなくなって割れたので、そこをコラーゲンが埋めた状況)
肉割れの部分には通常皮膚にあるべき組織が存在しませんので、自然な毛穴や皮丘(指紋のような細かな線)がありません。
幅がひろいキズアトならば、切り取って細い線に縫ってしまう事も考えられますが、肉割れの場合、現実的には細かな線が沢山ありますので、手術はできません。
そこで、フラクショナルCO2レーザーという治療法があります。
これは無数に点状の細かい穴をあけることで、周りの正常皮膚と肉割れ部分の皮膚をなじませていこうという考え方です。
施設によって金額はまちまちですが、当院では手のひら一枚程度の肉割れでしたら1回9800円で施術可能です。複数回の治療は必要ですが、少しでも改善をお考えの場合はご検討ください。