タトゥー除去レーザーによる方法(最新型 TRI-BEAM
タトゥー除去
公開日:1970/01/01
タトゥーの除去方法には、その部分の皮膚を手術などにより取る方法と、レーザー照射により刺青の色素を除去する方法があります。
レーザー除去は、皮膚を切らずにタトゥー除去することができる方法ですが、使われている色などにより、レーザーで除去しやすいものとレーザーでは除去しづらいものがあります。
【レーザーで除去しやすいタトゥー】
・使われている色が黒だけで、色があまり濃くないタトゥー
・自分で入れたタトゥー
・図柄にベタ塗り部分が少なく、主に線で構成されているタトゥー
【レーザーで除去しにくい刺青】
・黒以外の色が使われているタトゥー
・図柄にベタ塗り部分が多いタトゥー
・黒でも色が濃いタトゥー
タトゥーのレーザー除去には、最新のQスイッチNd:YAGレーザーである「TRI-BEAM」があります。黒いタトゥーと赤いタトゥーの除去に適した2つの波長のレーザー光を照射することができ、タトゥー除去の他に、太田母斑やほくろの除去、肝斑の治療なども可能な機器です。
ハイパワーのレーザーを、小さい治療部位に短時間照射することが可能なため、タトゥー周囲の正常な肌へのダメージを最小限に抑えながらタトゥー除去を行うことができます。
【施術について】
施術は、麻酔クリームを塗った後、アイシングしながら除去するタトゥーにレーザーを照射していきます。照射後は再びアイシングし、軟膏を塗ってガーゼをテープで貼ります(施術後数日間、ご自身で軟膏を塗りガーゼ保護する処置を行っていただく必要があります)。
照射直後には、周囲の皮膚に赤みや腫れがでます。しばらくするとかさぶたができる場合がありますが、無理にはがさないでください。 タトゥーがきれいに除去できるまでに必要な回数は、タトゥーの図柄や色などに より異なりますが、5~10回程度が目安となります。照射後、次回の照射までに2ヵ月以上間隔をあけていただく必要があります。