小木曽クリニック

ずっと顔の形にコンプレックスを持っており、10年ほど前に一度某美容外科でカウンセリングと血液検査などしたことがありました。しかし、説明なども殆どされず検査代5万円を取られ、大丈夫なのかな・・不安になりました。、その頃は大きな怪我をしたこともなかったので、全身麻酔に対しての恐怖も大きかったのもあり、手術はしませんでした。
それから気にしないように生きてきましたが、コンプレックスを抱えたままで自分の顔が好きではなく、写真を撮られる時に顔の輪郭を隠したり、首元の詰まった服は着なかったりして過ごしていました。
それから10年が経ち、韓国で顎の整形が流行りだし、劇的に変化している写真を沢山ネットで見つけました。輪郭整形はビフォアアフタの変化がわかりずらいイメージを強く持っていましたが、これなら私もやりたい！と本気で思うようになりました。
そして輪郭整形をした方のブログを沢山調べて、顎削りの様々な方法や、出来上がりを研究するようになりました。

このクリニックを選んだ理由

最初は韓国での整形を考えて、沢山調べました。しかし、顎にボルトが残る手術が多く、自分の希望を伝えることが難しい事と、わざとらしい程にとんがったVラインの仕上がりが多かったので、日本中の美容外科の顎整形について調べました。ボルトを使わずに、がっつり自然に削ってくれる美容外科を探した所、変化のはっきりとした症例も多く、数多くの方々の顎整形を行っている、小木曽クリニックを見つけました。東京から名古屋は少し遠いいと思いましたが、カウンセリングだけでも行ってみようと思いました。
美容外科というと、スタッフの女性が無愛想だったり、待たされる、他の手術も勧められる、等々のイメージがあり、自分の希望を伝える事が出来るのか不安でした。しかし、小木曽クリニックは、スタッフのみなさんがとても親切で、殆ど待たされることなく、カウンセリングできました。最近の症例や、手術の方法、手術中の写真、削った骨など、細かく説明してくれたので、不安でいっぱいだったのが、いっきになくなりました。安心してレントゲンも血液検査もでき、手術するのが楽しみになりました。このような経緯で私は小木曽クリニックに決めました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

カウンセリングは、まず私の手術したい場所を伝えると、鏡でここが気になるんですね、とバランスをみてから、どんな感じにしたいかを話し合いしました。そして、最近の症例写真を何人か見せてくれ、口のなかを切って、顎骨を露出し、エラの手前から特別な機械でキレイにカットするという方法でした。他医院との違いはオトガイ骨にある２本の太い大事な神経を傷つけないように、少し引き伸ばして顎骨だけをカットする方法で、ボルトを使う方法をせずに、キレイにがっつり顎を短くできる、という説明でした。この方法は負担も少なく、痛みもなく、ダウンタイムも短い為、大きな手術の割には回復も早いそうです。尚且、レントゲンでもバレにくいそうです。心配だった顎の弛みについても、私はそれほど多く削らないでいいので、半年くらいで弛みもしまってくるというお話てした。

施術の内容・痛み・かかった時間

施術の内容は、私の希望するオトガイ骨縮小術後で、手術内容もカウンセリング通りでした。口の中の下前歯の下を切り開き、下顎を露出させ、エラ手前から、特別な器具を使って骨を切り取り、オトガイ骨から飛び出ている太い神経を少し引っ張り出し、傷つけないように顎骨を綺麗に回し切りしました。その際、受けた全身麻酔は、点滴で意識がフワフワした感じで気が付いたら眠っていたので、手術中は全く意識がありませんでした。目覚めたら
縫合も終わっており、隣の部屋のベッドで寝ていました。
痛みは全くありません。下顎の感覚もマヒしており、縫った場所の感覚もまったくありません。怖くて口が開けられませんでしたが、全身麻酔の後なので、喉が風邪を引いたようにヒリヒリしていました。手術時間は2時間の予定でしたが、スムーズに終わったので2時間かかってなかったそうです。おかげで、腫れも出血も最小限だったそうです。

来院から施術後までの様子

当日９時50分からデザインを決めて、11時から手術という予定でした。9時40分には来院しておりましたが、前日に大きな手術が長引いたらしく、その片付けとやらで１１時近くまで待たされました。デザイン決めるのに、時間が押していて、大丈夫かと不安になりました。結局デザインは、カウンセリングの時の要望通り、なるべくがっつりでVラインになるように、と口で確認するだけでした。レントゲン写真見ながらデザインを決めると思っていたので、え！これだけ？…と思いました。でも、この時点ではもう後戻りはできないので、信じる事にしました。全身麻酔からはあっという間で、手術はスムーズに、予定よりも早く終わったそうです。出血も腫れも殆どなく、まんまる顔の覚悟をしていたのですが、意外に全然腫れておらず、痛みも全くなく、ただ下顎の感覚がない、という感じでした。全身麻酔後特有の体温の低下でものすごく寒かったのですが、電気毛布とストーブで温めてくれたので直ぐに体温を取り戻しました。意識がはっきりしたころ、切り取った骨を見せてくれました。最初の感想は、あ、短くなった。という感じでした。しばらくフラフラでしたが、思ったよりも早く歩けるようになったので、夕方には泊まっていたホテルに自分の足で普通に帰れました。ホテルに帰ってからおたふく風邪程度に頬っぺたが腫れてきました。

現時点までの経過

術後三日目がピークだそうで、頬っぺたが明らかに膨らんでいました。ずっと圧迫フェイスバンドを付けていましたので、圧が逃げる頬っぺたが特に膨らんだようです。それもおたふく風邪位です。口が開かないので5ミリほど、どうにか開いた歯の隙間から薬を押し込んでストローで飲みました。
食べ物は豆乳やヨーグルトをストローで飲みました。粉薬は上を向くと顎の筋がピキ！！と激痛がしたので水に溶かしてストローで飲みました。1週間は歯磨きはダメ、と言われたので当日はイソジンのうがいだけで我慢しました。2日目からはマヒしてて、しみないので歯磨き再開してしまいました。2日目の翌日検診で、腫れも出血も最低限なので軽くお風呂なら入ってもよいと、言われたので、翌日からお風呂も再開できました。
4日目からはマッシュしたカボチャなど食べれるようになりました。
顎を削った後とは思えないほどの回復力でした。しかし5日目に寒気と目眩と吐き気で一気に具合が悪くなり3日間寝込みました。原因は不明ですが、術後にもらった薬が強かったのかと思ったので6日目からは薬を止めたら徐々に回復しました。縫い目にご飯が絡まるのと、顎の噛む力が落ちたのと、体調を崩したのが重なり、一気に痩せました。そして腫れも日に日に引いていき、2週間後の抜糸になりました。術後2週間目の状態は、ほっぺの腫れはすっかり治まり、マヒした下顎と唇に少ししびれが戻ってきました。顎の下の少しの弛みと頬の少しの弛みが顔を四角く見せるので、とても気になりますが、3か月後には弛みも引き、下顎ももう少しキュッとなるそうです。友達の反応は、顔がソフトな感じになった、目が大きくなった、痩せた？と顎を削ったことに気が付く人はいませんでした。
抜糸後からは、食べ物も少しずつ喉を通るようになり、徐々に噛む力を取り戻しています。術後20日目の現在は下唇のしびれと、下顎のしびれがつよくなり、マヒ状態から更に回復しているように思えます。頬と下顎の弛みを早く改善したくて、以前よりも顔の体操をしたり、弛み解消のマッサージを軽くしたりしているので、肌がきれいになったといわれるようになりました。このまま四角い顔は嫌なので、寝るときはフェイスバンドをしたり、自分でできる努力をしています。まだ術後20日なのでこの先の変化が楽しみです。

その他、クリニックへのメッセージなど

小木曽クリニックの皆様にはとてもお世話になりました。親切かつ丁寧な対応で、和気あいあいとした雰囲気で、とても感じのよいクリニックでした。
変化途中なので、まだ感想は言えませんが、今の時点ではこの病院で手術をしてよかったと思っております。上あごと下あごを引っ込める手術もできるよと教えてくれましたが、治すほど気にはならないので、治す手術もあるんだ、と知識として頭に入れておこうと思います。
顎削りの手術を考えている方、どのような顎になりたいかで手術方法は変わると思います。
韓国の女優のようなとんがった顎を希望するのなら、ボルトを入れて顎先を小さくする手術がいいですし、私のように、子供のような童顔に憧れる方は、顎を短く、なめらかなラインにする手術がいいと思います。クリニックを選ぶときには、沢山の経験や技術がある病院を選ぶことはもちろん、情報はネットで自分で調べられることはとことん調べるべきです。値段が安いだけが売りの美容外科は、顎先を削るだけで、削った部分が再生され、更に顎が太くなったりする場合もあるそうです。

整形手術の中で最もリスクが高いと言われていた顎削りですが、他の手術経験が無いので比べることは出来ませんが、全く痛みを感じずに、腫れや出血もほぼなく、長年の悩みがこんなに簡単に解決できるんだ、と思いました。
ネット上の顎削りをした方の書きこみや噂に、少し怖気づいたりもしましたが、実際に行動して、本当に良かったと思います。

施術後どのような経過を辿りましたか？

術後、一週間後位に高熱を出したり、少し不安なこともありましたが、
順調に腫れも引いていき、仕事は一週間後からでも十分可能な位でした。
会話の必要のない技術、専門職なら1週間、むしろ3日後でも大丈夫です。私は専門職でマスクも普通なので、誰一人気づいてませんでしたよ。
ただし、接客やアナウンサーなどの仕事の方は下唇、顎のマヒで
うまく話せないし表情もぎこちないので1か月はリハビリが必要かも。
麻痺については気にならない位、顎の梅干しができる部分に筋肉が癒着しているようで動き辛いので、話すときに違和感を覚えます。
術後6か月後にはもう少し変わるそうです。

アフターケアの内容とその感想

2週間後に病院に行き抜糸、
その後術後1か月、3か月後に来て下さいと。
東京～名古屋までの距離は遠く、仕事で海外に行ったり、家庭の事情で緊急帰国したり
怒涛の日々を過ごしているうちに、1か月検診には行けず。
どうにか3か月後に検診に行けました。
麻痺と弛みはそのうち消える、
ただ一つ顎の筋肉が食べる時に顎より左にボコッと出るんです。それに関しては人に指摘され、気になっています。
術後すぐから気になっていましたが、毎日マッサージすれば目立たなくなる、とのこと。
その言葉を信じてマッサージしようと思います。

満足度、良かった点など

やってよかったです。
名古屋まで行く価値はあります。
しかし、検診に何回も行くのはコストも時間もかかるので
時間や生活に余裕がある方、もしくは名古屋近辺在住の方にはおススメしたいです。

ただ、私は今の弛みがとても気になるので
今後、自然にもう少し引き締まるという話ですが、
自分の努力も必要だと思います。口の周りの筋肉を意識して、
マッサージ、体操など、自分でできることはやってみようとおもいます。

その他、クリニックへのメッセージなど

クリニックスタッフの方、院長先生はとても親切で優しく、患者が意見や不安を話しやすい空気を作ってくれるので、初めての美容整形を考えている方は
ここのクリニックをおススメします。
あと3か月後の最後の検診にはまたよい変化があればいいな、と思います。

もし家族や同居人が居るならば、理解してもらい、隠さずに堂々として行うことを何よりススメます。術後の精神状態は不安やストレスがたまりやすいので、解ってくれる人の存在は大きいです。美容整形とはいえ、切って縫う大手術なので、理解者がいるだけで全然違います。