当院ではお一人お一人に合わせた処方をご提案しております。
◆検査・診断
AGAに悩む患者様の薄毛・抜け毛のトラブルを解決するために、当院では検査と診断を必要であればAGA遺伝子診断から行います。患者様お一人おひとりの薄毛・抜け毛の原因をつきとめることで、その症状にあった治療プランを組み立てられ、最も適切な治療を受けていただくことが可能となります。
◆AGA遺伝子診断
薄毛のお悩みAGA(男性型脱毛症)の原因は、男性ホルモンが還元酵素の作用から強力な脱毛作用のあるジヒドロテストステロン(DHT)となって、頭皮へと与える影響が最大だと言われています。
このDHTの影響は、頭皮に存在するアンドロゲン受容体にDHTが結合する事によって細胞へ入りこむことから起こります。
AGA遺伝子診断とは、このアンドロゲン受容体遺伝子の構造を調べ、男性ホルモンに対する感受性を判断する検査で、“薄毛・脱毛”治療効果の予測に非常に有用です。
内服薬処方
●AGA内服薬(男性用)
AGA(男性型脱毛症)の治療薬として開発された、広く知られる飲む育毛薬です。男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)となり、毛根の細胞分裂を阻害することが髪の毛が抜ける原因のひとつとなりますが、AGA内服薬(男性用)はこの男性ホルモンがDHTへと変わるのを抑えるという作用があります。
脱毛の原因を抑えることで、髪の毛の成長期が持続するようになりヘアサイクルどおりの発毛が促進されます。そして当院では、患者様のAGAの進行状況からレベル1~3の段階を設定しています。
AGA内服薬(男性用)と共に、薄毛や脱毛に効果的な治療薬と言われているのが発毛内服薬です。もともとは1970年代後半に経口血圧降下剤として米国で開発され使用されていました。しかし、その副作用として全身の多毛症(Hypertrichosis)を頻繁に引き起こすことから、頭皮に対して脱毛症に有効であることが確認されました。
発毛内服外用で効果的に治療するには、経口育毛剤のAGA内服薬(男性用)との併用が重要と各医療関係者が口をそろえています。併用処方は一般的に最も期待できるといわれ、発毛治療を専門に扱う病院でも、発毛内服薬とAGA内服薬(男性用)を患者の状態に合わせて処方し効果をあげています。
●AGA内服薬(女性用)
女性ホルモン分泌量の減少に伴い、体内のホルモンバランスが崩れることが原因とされるFAGA(女性男性型脱毛症)にお悩みの女性が、近年増加傾向にあると言われています。仕事上のストレスや過度のダイエット、乱れた食生活など原因は様々ですが、このFAGA対策への関心は高まっています。
当院では、患者様の症状について診察・カウンセリングさせていただいた後、内服薬の処方をはじめとする治療をご提案しています。
女性用AGA内服薬には、ホルモンバランスを調整する薬に、発毛に有効なミネラルやアミノ酸を配合しております。