城本クリニック 四日市院

私は乳頭縮小 (幅・高さ) の施術をしました。
３人の子供達全て完全母乳で授乳。離乳食もすすみ、どの子も約８ヶ月程で断乳。最終の断乳から２年半程経ちました。バストは２カップダウン。悲しい。でもそれよりも悲しいのは、乳頭が倍ほどに大きくなり、形はイビツで左右差もある。お辞儀をするように垂れている。
ここだけが極端に『老い』ていて、本当に嫌でした。

このクリニックを選んだ理由

こちらは長年の歴史・実積があり、気になりました。
はじめにメールでいくつかのクリニックへ相談しました。返答がなところもある中、こちらは解り易く丁寧な返答をいただき、２回メール相談をしました。
ある程度の内容や心配点、気になる点などが解決し、カウンセリングに行ってみようと思いました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

受付け時の問診を元に、先生から乳頭縮小の施術方法を解り易いイラストを描きながら２通り (乳腺を残すか閉じるか) を教えていただきました。私はこの先、出産＆授乳の予定はないので乳腺を閉じる方でいいのでしょうが、将来もしか乳癌を患うかもしれないし、その時に乳腺から出た分泌物で乳房の異常を早期に気づくことができるかもしれないと思い、乳腺を残す施術方法にしたいことを先生に伝えました。
先にメールである程度の事を教えていただいたので、時間に焦らず話しができて良かったと思います。
部屋を移り先生の診察 (看護師さんも２人入室) 。診察台へ横になり、先ほど話していた内容を実際に乳頭がどんな感じになるかを、左右差があるので、それぞれ具体的に幅・高さがこんな感じになるんだよと教えてくださり、だいたいのイメージができました。
私はとても気がかりなことがあり、体を横にしていては判らないので、体を起こして『コレです！』と指差して、乳頭がお辞儀するように垂れ『下がって』いて、乳輪の下半分に出るシワというのか、皮膚のヨレというのかが出るのを解消できないものかと相談しました。これはバストの張りが減ってしまったために出る皮膚のヨレなので、これは乳頭縮小の施術では解消できなくて、張りを出すのはまた別の方法になるとのことで、正直残念でしたが、第一に乳頭を今よりは小ぶりに整えたかったので、気持ちはブレませんでした。
診察が終わり、部屋を移り、今後どうするかを (私はこちらで施術していただこうと気持ちが決まりましたので) 看護師さんと予定を決めていきました。一緒に診察についていただいていたので相談し易かったです。
契約書や誓約書などの書類にしっかり目を通し、署名・捺印。内金を納め (残金は翌日に来院し納めました)  OPEの流れを教えていただいてから帰りました。

施術の内容・痛み・かかった時間

乳頭縮小 (幅・高さ) の乳腺を残す方法での施術をしました。
鼻から吸う笑気麻酔をして全身の感覚を鈍らせてからの部分麻酔だったので、麻酔の最初の一刺しだけ、わずかな痛みを感じただけでした。
よく覚えてませんが、デザインも含め、２時間程のOPEだったと思います。

来院から施術後までの様子

OPE当日は、前の方の時間が押している様で、２０分遅れてのスタートでした。
部屋へ入り看護師さんと予約時に書いた書類を見ながら施術内容の最終確認をし、次回来院 (診察日)を決め、 術後自分でするケア方法を教わり、薬 (３種類)や緊急連絡先の説明の後それはいただいて、体調も確認していただき、OPE室に移りました。
先生が乳頭をどうカットするかのデザインをペンで描いて、仕上がりイメージの最終確認をし、患部周辺を消毒して清潔を確保してOPE開始。鼻から吸う笑気麻酔で頭がボ～っとして、意識が戻った時には患部への数ヶ所の麻酔は終わっていました。先生、看護師さん達と時折話しながらOPEは進み、左側が終わったところで見せていただき、小さく整った乳頭に感激。続けて形もイビツで厄介な方の右側へ。
目隠しをし麻酔をして痛みはないですが、話しや器材の音や患部の感覚からリアルに状況は判かってました。ふう～っと時々先生が深呼吸。ものすごい集中しての大変な作業なのだど感じました。『うん、上出来っ！』と先生。
途中痛みの感覚がゆっくり戻ってきてる感じがしたのでそれを伝えると、すぐに麻酔を追加し、痛みの不安なく左側も終わり、OPE終了。
両方の術後の乳頭は、ここ数年見慣れた先ほどまでの悲しい形はどこにもなく、小ぶりに整った乳頭が自分の胸についているのが不思議な感じがしました。思わず『懐かしい～っ♪♪』と感激！先生が笑顔でポンッと私の腕にツッコミ。
今は少し腫れがあるので、それが落ち着けばもう少し乳頭が小さくなるとのこと⁉  なんて嬉しいこと！  看護師さんも仕上がりを共に喜んでくださり嬉しかったです。
先生と看護師さん達に時折も私も交えてしゃべりながらのOPEだったので終始リラックスして終えることができました。
諸注意を先生から聞き、看護師さんから次回来院までの手当てのガーゼや消毒液などをいただいて、その後すぐに帰りました。
OPE前にいただいた緊急連絡先にはクリニックの診療時間外には執刀医に直接連絡できる様になっていたため、それだけで『安心』というお守り付きだったので穏やかな気持ちで帰れました。

現時点までの経過

OPE後麻酔が切れて患部がジンジンと痛みが気になったので、帰りの道中で処方していただいた痛み止め薬を１度飲んだだけで、その後痛みはどんどん引き平気でした。
術日はシャワー不可。翌日から防水シールで患部を保護してシャワー可。消毒をしガーゼを当て止めて通常通りのブラジャーを着け、患部をぶつけたりしない様には気をつけて、仕事中も家事中も、これといった支障もなく過ごせました。
患部は黒い糸で縫合してあるので見た目は痛々しいですが、左側は翌日に右側は３日後には腫れは落ち着き、大きさも揃いました。
術後５日目に先生の診察へ行き、術後の経過を診ていただき、患部の血流異常もなく経過はとても良好とのことで (良かったぁ) 、もう防水シールなしでシャワーも湯船に浸かるのもＯＫとのこと。次回来院時に抜糸をするので予約を取り、それまでのガーゼをいただいて帰りました。
患部をよくよく見てみると、乳頭の小さな部分なのに細い黒い糸が、左は14ヶ所、右は18ヶ所も、それぞれ止められていました。なんて繊細な施術 (手術) だったんだろうか…と改めて感謝と感激を覚えました。
術後11日目、抜糸に来院。状態はとても良好とのことで先生が抜糸をはじめ、途中から看護師さんがしてくださいました。痛みは糸を引っ張る時のわずかなもの。抜糸が終わり診ていただき、私が気にしていた乳輪に出る皮膚のヨレが、かなり解消されているのを (私もここ数日それに気づいて無茶苦茶嬉しかったんですっ！) 先生が気づき『僕、カウンセリング時に嘘を言いましたね。』と体質もあるのかも…とのことでしたが、『嬉しい誤算だから (許して)。』と笑ってみえました。
これで乳頭縮小の施術は終了とのことで、まだ縫合したところの皮膚は柔らかく弱いため、２週間ぐらいは気をつけてほしいと、何か不安や異常があれば連絡して下さいと先生。
抜糸後、１週間程経ちますが、隠れて埋れていた取りきれなかった糸は毛が生えてくるかの様に少しづつ出てきたので毛抜きで取りました。乳腺も周りを押すとわずかに乳が滲んでくるのも今まで通りで、何の異常もありません。安心しています。想像していた以上にキレイにしていただき、長年の悩みで凹んだ気持ちもスッキリ晴れ、元気な私でいられます。

その他、クリニックへのメッセージなど

初めてクリニックへうかがい、対応していただいた様子やクリニック内や皆さんの清潔感、何より感じた『安心感・信頼感』がなければ、OPEをするこもなかったと思います。
先生も看護師の皆さんもとても気さくな方々で、楽しさ嬉しさの余韻がいつまでも残ります。
自分でどれだけ努力してもどうにもならないことで思い悩む事があれば、またカウンセリングにうかがいます。
先生、看護師の皆さん、本当にありがとうございました。
追伸     先生、決して錯覚ではなく、乳輪もわずか…にひと回り小さくなりました♪♪  『もう一つ嬉しい誤算』がありましたよ。

施術後どのような経過を辿りましたか？

施術後からガーゼをとめるテープかぶれには (元々絆創膏でも長く貼っているとかぶれるので) 終始苦戦しました (苦笑)。 自宅にあった塗り薬で対応。
書き忘れていましたが、術後、先生からの諸注意として、乳頭と乳輪を繋ぎ合わせた縫合ヶ所が引っ張られる (乳頭だけが左右に振れたりねじれたり) ことがあると、そこが裂けたりしてしまうので、そうならない様に抜糸まで気をつけてほしいとのことだったので、乳頭を少し押さえ気味にしてガーゼを当て、乳頭の上をテープがはしる様にしてとめていました。これでブラジャーがあたって乳頭が左右に振れることもありません。就寝時はワイヤーなしのスポーツブラをしてパジャマや布団の摩擦から守りました。
抜糸後、縫合痕は皮膚が薄くまだ少し赤みがあり、触れると痛みがあったので、念のため、まだ１週間はガーゼで保護していました。
埋もれていた取りきれなかった糸は、毛が生える様に出てきたので毛抜きで取りました。
抜糸後１週間程から、まだ完全に塞がっていない縫合痕から分泌物？老廃物？が出てきました。これも毛抜きで取りました。なかには硬くてつまんでも取れない、内側から繫がっていて引っ張ると痛い (これ以上引っ張れば血が出るかな…) のもあり、『何だ、こりゃ⁈ 』乳腺の組織か？何か？かな？と勝手な自己解釈をし、大して気 (不安) にならなかったので、クリニックに連絡することもなく、出てきた処からハサミで (荒療治？) チョン切りました。だいたい２、３日のうちにスルッと取れてしまい、細く透明な縮れた糸 (縫合糸ではない) の様なモノでした。(この作業？楽しいな(笑)、いじった後はきちんと消毒しました)
縫合痕が塞がるとそれもなくなり、１ヶ月経った今、赤みも痛みもなく縫合痕も全くわかりません。乳輪の周りを押すとわずかに乳が滲んでくるのも今まで通りで (とても安心しました)、乳腺からの出口？もきちんと機能しています。
色も感覚も以前と変わりなく、幅も高さも小ぶりに、形良くとてもキレイです。

アフターケアの内容とその感想

術後クリニックでのアフターケアは、(私の場合) ５日後の診察、11日後の抜糸でした。術後の異変や心配事もなかったので、それ以外には電話や来院はしていません。
シャワー後に患部の消毒とガーゼ交換を一日一回、抜糸の日までの手当ては自己管理です。
消毒を付ける綿棒を自宅のを使用しただけで、他の物品は全て渡していただいていたので準備いらずで助かりました。
管理はきちんとしました。

満足度、良かった点など

大満足です！！
服の脱着時やお風呂で見かけるだけの胸ですが、思い悩んで過ごした時間が、嫌いだった乳頭が、嘘だったかの様な不思議な感じがします (笑)。
諦めるのが普通なのかもしれませんが、それが解消したらこんなにスッキリするとは！
これからは自然に年なりに老けていくでしょうが、長い先、かわいらしいおばあちゃんを目標にしています。
暑い頃や梅雨時期は汗も多くかくので、患部を清潔に保てるかが心配だったので、施術するなら秋か冬に…と私は決めていたので、この時期 (こちらのクリニックなら！) に思い切って実行、施術していただいて本当に良かったです。

その他、クリニックへのメッセージなど

口コミ広場で『乳頭縮小』の施術レポートはなかったので、同じ様な悩みの方の参考になればいいなぁ…と思い投稿しました。
授乳での変形だけでなく、元々大きさや形に悩んでいる方もみえるかと思います。(若くて周りに出産経験談などの話題がなく詳しい事を知ならければ想像できないかもしれない…。)
でも、この先、『出産を望んでいる方は、乳腺を閉じてしまう施術方法は、絶対にやめた方がいいと思います』乳腺を残す方法より費用も軽く乳頭も小さくできる様ですが…。
出産して母乳が順調に出るかどうかも個人差や、出産のたびに違いがあるので様々だと思いますが、妊娠後期には乳が滲み出てくるし、出産すれば、おっぱいはパンパンに張り (触るのも痛い)、赤ちゃんに吸って飲んでもらうか、余分は搾乳し冷凍保存か捨てるかするほど、乳をつくり出してくるのに、出口がなければ当然詰まる。赤ちゃんを抱っこするのも激痛が走るほど辛い痛みだと思います。乳腺の炎症を起こして、何らかの治療をしながら、どのくらいの期間 (妊娠後期の頃には乳が出やすくなる様に乳頭のマッサージしますが、この時点でも) 苦しむことになるのか知りませんが、ある日突然始まる育児のなか、自分自身がそうとう痛く辛い思いをすることになると思います。「自分ははじめからミルクで育てる」と決めていても、自分の意思など関係なく、出産前からホルモンの働きで母乳をつくり出そうとする身体の仕組みは変わらないので…。母乳がわずかしか出なくても、生まれたばかりの赤ちゃんにとって大切な「初乳」は、なんとか絞り出してでも飲ませるので、出すことができないことはそれさえ叶いません。母乳がたくさん出るかも、全然出なくてミルクなのかも 、我が身ながらさっぱり判らないことなので、その時だけの気持ちで、『見た目重視の安易な決断』はどうか避けてほしいです。

一番上の子供の授乳、断乳後から気になった乳頭の変形…。何気に悩みました。一番下の子供の後は本気で『乳頭縮小』考えました。費用がかかるのでヘソクリしながら…。
こんなにキレイに(気持ちも元気に！)していただいて、これからの自分の頑張りへのプレゼントになりました。
長年の願いが、本当に叶いました。
看護師の皆さん、本当にありがとうございました。
先生、本当に本当にありがとうございました。