3.48 ルラ(LULA)美容クリニック
MN
20代
女性
症例写真
こうべ花時計クリニックが撮影
施術の総額費用
302,400円
- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
約1年前に他院で切開法による重瞼術を受けましたが、二重の幅が広すぎて眠たそうに見えるのと、傷跡が目立つとのことで来院されました。
瞼裂高(黒目が見えている範囲)がそれほど大きくないのに幅の広い二重を作ったのが眠そうに見える原因です。
瞼を閉じて見てみると、確かに傷跡があまりきれいではないのと、切開線の位置そのものが高すぎるのがわかります。
よく話を聞いてみますと、切開法の手術を受けた後、瞼の開きが悪くなったように思うとのことで医原性(医療行為を受けたことが原因で病気になること)の眼瞼下垂の可能性もありそうです。
このような症例に関してはまず、現在の重瞼線の傷跡を含めてそこから睫毛側へ約1.5~2mm幅の皮膚を切除します。
そうすることによって傷跡の修正と切開線の位置を少しだけ低くすることが出来ます。
次に通常の眼瞼下垂と同じように挙筋の前転術を行います。
瞼の開きが良くなると自然に二重の幅は狭くなりますので眠たい印象が改善されます。
術中の所見では瞼板と眼瞼挙筋の腱膜の末端に間隙を認め、その周囲に瘢痕が存在していたので、切開症の手術操作で瞼板と腱膜の接合が外れてしまった可能性が示唆されました。
術後2か月の状態で瞼の開きが良くなり眠たい印象は解消されました。
閉瞼時の切開線の位置もわずかに低くなっています。
傷跡はまだ術後2か月の状態ですのでもう少しきれいになるものと思われます
施術のリスク・副作用
通常は目立つ腫れと皮下出血は約2週間で治まっていきます。
頻度は稀ですが血腫の形成や感染を起こす可能性がゼロではありません。
微妙な左右差が残る可能性があります。