THE ONE.

施術の解説

壮大なる無駄だと思われるかもしれませんが、日頃常々、私の体は倫理委員会を必要としない最も手軽な実験場と本気で思っている私にとっては必然の選択だった

体を実験に使うにも、タトゥー除去はタトゥーがないと実験できない！

#ピコレーザー 導入したからには自分でタトゥー入れて除去する過程を発信しよう。その過程で私事になったら超真剣になるだろうから、ベストな治療法を研究していこう！

ということで掘り師さんの協力のもと、タトゥーを入れて、レーザー開始して一回目。

写真は約2週間後。

まずレーザーとその後も痛くてびっくり
考えてみれば、美肌目的とはレベルの違うハイパワー照射をするので、皮膚にとってはやけどに近いダメージ。
結構1週間位痛かったのです。

と、いうことで学んだことは、これはやけどである！ということ。
ということでやけど治療に関しての専門科である形成外科医の私ですから、やけど治療に準じた処置をしました。

具体的にはステロイドの軟膏塗布した上で、完璧なるwet dressing1週間。
完全密閉しました。
多分その作戦は正しいはず。

その後オープンにしてますが、フィルム保護とかしてもいいのかも。

そして、一週間以降は痒いし脱皮。
脱皮したところは少し薄くなる。
理論上は現在もマクロファージが色素を貪食中で、まだこれから薄くなる。

そして50日後に次のレーザーを打ちます。

全然薄くなってないじゃんと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、たった一回の照射でここまでカラータトゥーが薄くなるのは素晴らしいです。
一回目は反応を見るためにマイルドな設定でしたので、今回の結果をふまえて、2回目は調整します。