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二の腕には外側と内側に筋肉がありますが、実際に使われている筋肉はほとんどが内側です。内側の筋肉には力こぶがあり、物を持ち上げる際に使われます。一方、外側の筋肉は押し出す時に使われるため、内側の筋肉と比較してあまり日常生活で使われないことが多いのです。そのため、どうしても筋肉のつきが悪くなって、その代わりに脂肪が付きやすい状態となり、その結果二の腕がたるんでしまうといった状態になってしまうのです。二の腕のたるみを解消するためには、二の腕の脂肪をいかに減らすかが問題となってきます。

二の腕のたるみの大きな原因は、あまり使われない二の腕の外側の筋肉に脂肪が付いてしまうことで起こります。ですので、腕立て伏せやダンベルを用いた普通の筋トレを行っても内側の筋肉には効果が出ても、外側の筋肉にはほとんど効果が出ません。ですので、筋トレを行う際は二の腕の外側の筋肉に対して行う必要があります。効果的な方法としては、床の上にひざを立てて座って手を体の後ろにつき、ひじを曲げ伸ばししてゆっくりと逆向きの腕立て伏せをする「逆腕立て伏せ」がよく効きます。

美容クリニックで行われる二の腕のたるみ解消の施術の多くが、二の腕の外側の筋肉に付いている脂肪を吸引もしくは破壊して体外に排出させるといった施術となります。施術内容も金属製の管を脂肪層に入れて直接脂肪を吸引する方法から、熱エネルギーを用いて脂肪を溶かしてから脂肪を吸引する方法、皮膚や神経を一切傷つけずに熱エネルギーと超音波を用いて脂肪細胞を破壊し、老廃物と共に体外に排出させる方法と様々な種類の施術があります。

美容クリニックで行われる二の腕のたるみ解消の施術のうち、脂肪を吸引もしくは破壊して体外に排出させる施術の多くは、1回の施術で効果を得られるため、何回も施術を受けないと効果が得られないということはありません。しかし、ヒアルロン酸やデトックスなどの美容成分を用いてたるみを取る施術の場合、美容成分の効果が長くても1年くらいで消えてしまうため、効果を出し続けるためには継続的に施術を行う必要が出てきます。