【痛い?痛くない?】医療脱毛で痛い部位とそうでもない部位のランキング
医療脱毛 (医療レーザー脱毛)
公開日:2019/02/19
脱毛に伴う痛みは部位によって異なる
脱毛時に感じる痛みは、部位によってかなり異なります。
基本的には「皮膚が薄い部位」「太めの毛がしっかりと生えている部位」「骨に近い部位」「お肌が黒ずんでいる部位」は痛みを感じやすい傾向にあります。
これはそもそも医療脱毛が毛に対してレーザーのエネルギーを集中させて、熱ダメージを引き起こさせる事が原因で、毛が濃い場所や肌が黒くなっている場所は熱ダメージを受けやすいという事や、皮膚が薄い部分や骨に近い部分はそもそも衝撃や刺激を感じやすい部分だという事が原因です。
一方で、反対に産毛のような細い毛しか生えていない部位や、皮膚が厚めのところは、痛みを感じにくいと言えるでしょう。また骨に近い部位の脱毛は、痩せている方ほど痛みを感じやすい傾向にあります。
ただし、産毛のように細い毛は脱毛のエネルギーも集中しにくいため、効果も発揮しにくいといえます。
痛みの感じ方は個人差が大きい
部位によって脱毛の痛みは異なりますが、そもそも医療脱毛で感じる痛みは人によっても感じ方が大きく異なります。それは、痛みの感じ方にはそもそもかなりの個人差があるのと、毛の濃さや皮膚の状態なども個人差がとても大きいためです。
そのため、一般的に痛みを感じやすいとされている部位の脱毛であっても人によっては、「あまり痛くなかった」という感想を抱く場合もありますし、反対にあまり痛くないはずの部位であっても痛みを感じる場合もあります。
また、痛みの感じ方はその時の肌の状態によっても変化し、例えば肌が潤って柔らかい状態よりも乾燥して硬い状態の方が痛みを感じやすくなります。
これは肌に潤いが無いと肌の感覚が敏感になり、ちょっとの刺激でもヒリヒリと感じやすくなるという事などが影響しています。
たまに脱毛の体験談などで「前回より痛みが無かったので効果が心配」とか、逆に「前回より痛みが強くて施術が雑に感じた」といったようなものがありますが、同じ照射出力でも肌の状態によって痛みが変わる事があるため、必ずしも出力や施術方法の違いによるものでは無い事もあります。
脱毛の痛みはどのような痛みなのか
脱毛時の痛みは「輪ゴムでパチンとはじかれたようなピリッとした痛み」と表現されることが多いです。これは痛みとともに適度な熱さも感じる事や、痛みが一瞬である事から用いられる表現で、分かりやすい表現だといえます。
ただし、痛みの強さは場所や肌質によって変わるため、中には針を刺されたような痛みであるとか、爪で軽く弾いた痛みであるといったようにその度合いの表現はやはり大きく変わります。
ちなみに脱毛の回数を重ねていくうちに、毛質が細くなったり毛量が減ってきたりして、最初の頃よりも脱毛時に感じる痛みが和らいでくるパターンが多いようです。
耐えられない痛みは我慢しない
脱毛時の多少の痛みは仕方がないですし、完全に無痛となるような強さの施術では脱毛が完了できないという状況になってしまいます。
とはいえ耐えられないほどの痛みがある場合には、我慢せずに施術者に伝えることをおすすめします。
前述の通り体調や皮膚の状態によっても痛みの感じ方は変わってきますし、我慢できないレベルの痛みがある場合は強いストレスになるので身体のためにも良くありません。
クリニックにもよりますが、痛みがあまりに強い場合にはレーザーの照射レベルを下げるなどの対応によって、なるべくストレスがかからないような脱毛方法を実施してくれます。
痛みに弱い方の場合は、クリニックによっては麻酔などを併用してくれるところもあるようですがので事前に相談してみるとよいでしょう。より適切な痛みの軽減方法があれば、そちらを利用した方が脱毛の施術を強い出力で行えるため効果も高く行う事が可能となります。
脱毛で痛いと感じる部位ランキングベスト5
脱毛で痛いと感じる部位第1位:VIO
VIOは痛みを感じる方が非常に多い部位です。他の部位よりも圧倒的に痛みを感じやすい部位なので、VIO脱毛の痛みが平気だった方は、他の部位の痛みにも問題なく耐えることができるでしょう。
VIOは毛質がしっかりしている上に皮膚も薄い部分なので、どうしても脱毛に伴う痛みを感じやすくなります。また医療脱毛に使用されているレーザーは黒い部分に反応するため、色素沈着のしやすいVIOだと皮膚の黒ずみにも反応してしまい、より痛みが倍増することもあるようです。
脱毛で痛いと感じる部位第2位:ワキ
人気の高い部位であるワキ脱毛。ワキは皮膚が薄めである上、しっかりとした毛質のムダ毛が生えていることが多い部位なので、それなりに痛みを感じやすいと言えます。
ただ、ワキ毛については毛抜きなどで痛みになれている人も多いため、比較的痛みに耐えやすいという面もあるようです。
脱毛で痛いと感じる部位第3位:顔
産毛が気になる顔も人気のある脱毛部位です。顔は濃い毛や太い毛は生えていないものの皮膚が薄くデリケートなので、ピリピリとした痛みを感じやすい傾向にあります。ちなみにお肌が乾燥しているとより痛みを感じやすくなるようなので、顔脱毛の前日はしっかりと保湿ケアをしておくことをおすすめします。
ただし、顔の脱毛でも男性のヒゲについてはVIOと同程度まで痛みを感じる場合があります。
脱毛で痛いと感じる部位第4位:ひざ
ひざのムダ毛はそこまで剛毛というわけではありませんが、骨に近い部位のため他の部位よりも痛みを感じやすくなっています。毛質によっては痛みを強く感じる場合もあるかもしれません。とはいえVIOほどの痛みではないことが多いです。
脱毛で痛いと感じる部位第5位:手足の指
手や足の指は意外としっかりとした毛が生える部分です。その上皮膚が薄めなので、ピリッとした痛みを感じやすくなります。
脱毛であまり痛みを感じない部位ランキングベスト3
脱毛であまり痛みを感じない部位第1位:背中
背中は産毛のような細くてやわらかい毛が生えている部位なので、比較的痛みを感じにくいと言えます。ただし痩せている方の場合は背骨や腰骨付近を脱毛する際に痛みを感じる場合もあるでしょう。
脱毛であまり痛みを感じない部位第2位:腹部
腹部も濃いムダ毛があまり生えない場所であるため、痛みを感じにくいです。ただし人によっては、脇腹の脱毛の際に少しくすぐったいような感覚がある場合もあります。
脱毛であまり痛みを感じない部位第3位:二の腕
二の腕もムダ毛が比較的少ない上に剛毛が生えにくい部位なので、痛みを感じにくいと言えます。ただ二の腕の内側は皮膚が薄くてやわらかい部分になるので、人によっては少し痛みを感じる場合もあるでしょう。
痛みに耐えられるか不安な場合はお試し脱毛を
「痛みに弱いタイプなので脱毛の痛みに耐えられるか心配」という方は、試しに1度だけ脱毛をしてみるのはいかがでしょうか。クリニックによってはトライアルという、1回だけのお試しで脱毛プランが用意されている場合もあるので、脱毛の痛みに耐えることができるかどうか気になるか方は1回だけお試しのトライアルを受けてみて一度試してみて問題なければ、改めて受けたいと思うプランを選択して脱毛に取り掛かれば良いのです。
ちなみに痛みをチェックするために1度だけ脱毛を行う場合には、強い痛みを感じやすいワキなどで試すのがおすすめです。VIO脱毛を検討している方はVIOでも良いでしょう。
痛みを軽減するためには麻酔の利用や蓄熱式脱毛を
脱毛の痛みを軽減する方法には、麻酔の利用やそもそも痛みを感じにくい脱毛機の利用があります。
麻酔には頭をボーっとさせて痛みを感じにくくする笑気麻酔や、肌に塗って間隔感覚を麻痺させる麻酔クリームなどがあり、クリニックによっては別途数千円程度で利用する事ができます。
また、脱毛機によっても痛みは異なり、特に最近開発されてきた蓄熱式脱毛という方法での脱毛機については、従来の脱毛よりも一度の照射エネルギーが弱いため、痛みを軽減して脱毛する事が可能だと言われています。
ただし、蓄熱式脱毛はその機械の性質上、細かい部位の脱毛に向いていないため、そもそも痛みが強い箇所では受けにくい可能性もあります。
痛みを抑えてストレスを軽減しつつ、しっかりと効果のある脱毛が最も理想的な医療脱毛ですので、ぜひこうした方法も検討してみると良いでしょう。
まとめ
脱毛時に痛みを感じやすい部位とあまり感じない部位について、ランキング形式でご紹介してきました。繰り返しになりますが脱毛時に感じる痛みは個人差が大きいですし、回数を重ねるごとに感じる痛みが変化することもあります。ですので、ランキングはあくまで参考程度にしてくださいね。