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部分痩せを実現できる脂肪吸引

脂肪吸引

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/06/02


ボディーラインが気になる季節になりました。夏に向けてダイエットをスタートさせる方も多いと思います。美容外科でも、春から夏に向けて脂肪吸引を希望される方が多くなります。

脂肪吸引は、ベイザー超音波を使用して脂肪細胞を分解(乳化)し、カニューレという細い吸引管を使い気になる部位の脂肪細胞を吸引します。ベイザー波をあてることにより、他の組織を分断せずに脂肪を溶かすことが可能になり、術後の内出血を少なくすることができます。

脂肪吸引のメリットとして

・つらい運動やカロリー制限なしに細くすることができる
・1回の施術で確実に脂肪数を減らすことができる
・脂肪細胞数が減るため、たとえ脂肪細胞が肥大してもリバウンドしづらい
・全体的にサイズダウンするダイエットと違い気になる箇所の脂肪をピンポイントに減らせる
・短期間に理想のボディを得ることができる
が挙げられます。その反面、デメリットとして

・部位差や個人差はありますが、術後痛みを伴うことがあり、ダウンタイムが比較的長い
・体重があまりかわらない
・メタボリックシンドロームの改善にはならない
などがあります。

脂肪は水よりも比重が軽いため、脂肪数が減っても体重にさほど影響はありません。また、脂肪吸引では、内臓脂肪までは吸引しないため、メタボリックシンドロームの改善にもなりません。あくまでも脂肪吸引は、美しいボディーラインを作るための一番確実な手段だと考えればよいと思います。

脂肪吸引は、ダウンタイムが長いのも特徴です。大腿部の場合、2~3週間ほどの内出血、1~2か月の圧迫下着の着用が必要となります。ですので、夏直前に脂肪吸引をすると、暑い夏の間圧迫下着を着用することとなってしまいます。

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