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美容整形は何歳からやってよいのか?

その他の美容整形

解説 高須クリニック

公開日:1970/01/01


よく、「美容整形は何歳からやってよいのか?」と質問されます。

美容整形にも、目の手術、鼻の手術、輪郭の手術、バストの手術、痩身の手術、黒子やアザの除去など色々ありますが、手術ごとに適応の年齢は違ってきますし、医師の見解によっても違ってくるでしょう。

まず、最も早い時期に適応があるのは黒子やアザの除去です。

手術やレーザーで黒子やアザを取る場合、早い時期に治療した方が将来的に綺麗に治る場合が多いので、私がクリニックで治療する場合、早ければ5~6歳くらいでレーザーで黒子を取ったりすることはあります。

例えば、子供で鼻の下に大きな黒子がある場合などは明らかにかっこ悪いし、学校で「鼻くそが付いてる」などと言われたり、変なあだ名をつけられて虐められたりしたら可哀相なので、早く取ってあげた方が本人のためだと思います。


ただし、全ての治療に共通して言えることですが、本人の治療意思がない場合は道徳的にも良くないし、治療中に動いたり暴れたりしたら危険ですので、その場合は一旦治療を延期し、本人の治療意思が固まってから治療するようにしています。

二重まぶたの手術に関しては、私の場合、本人と親が望めば、埋没法は早くて10歳くらいから、ミニ切開法や全切開法の場合は12歳くらいからすることはあります。

ときどき、「まだ成長段階なので、手術しても大丈夫なのか?」と心配する方もいらっしゃいますが、顔の成長はまぶたに関しては10~12歳で大分止まっていますので、ちゃんとした手術をすれば特に問題はありません。

ごく稀に、昔は一重まぶただったのに年月とともに自然に二重になったという人もいます。

そのような人は、成長段階、あるいは老化(早い人は16歳くらいから老化は始まる)や体重の減少などによってまぶたの皮膚が薄くなり、薄くなった皮膚の一部が折れ曲がり、二重まぶたが形成されたのだと思います。

そのような現象を期待して待つのも1つの案ですが、稀なことですし、まぶたが厚い人はほとんど期待できないことです。

10~12歳の二重まぶた手術の場合、大事なことは、本人の治療意思があるということと、誰が見ても自然な二重に仕上げるということです。 ときどき、本人の治療意思がないのに母親が無理やり手術をさせようとするケースがありますが、そのような方は高須クリニックでは手術を御断りしています。

また、「学校で、一重まぶたで目が腫れぼったいと虐められるから手術してほしい」とおっしゃる方がおり、本当に手術してあげた方が良い場合は手術をさせていただきますが、手術をしても虐めの解決にならない場合は(実際こっちの方が多い)じっくりと本人と親御さんとお話しさせていただき、手術を御断りさせていただくこともあります。

あと、10~12歳の場合は派手な二重にはせず、誰が見ても自然で綺麗な二重に仕上げることが重要です。

小学生や中学生は、基本、お化粧をしないし、派手な二重だとクラスメイトから後ろ指を指されることがあるので、だいだい、6~7mm程度のナチュラル二重か奥二重にする事が多いです。

鼻や輪郭の手術に関しては、骨格に依存するものが大きいので、骨格の成長がほぼ完全に止まる年齢(女性は16歳、男性は18歳と言われているが、最近の子はそれより2~3歳くらい早いことが多い)まで待つのが良いと思います。 ただし、ヒアルロン酸注射などのプチ整形に関しては成長段階で行っても特別問題はないので、稀に行うことはあります。

バストの手術やボディーの痩身の手術に関しては、第二次性徴(初潮を迎えて、バストが膨らんで、腋毛や性毛が生え、女らしい体つきになること)がほぼ終わるまで待ってから手術をします。しかし、プロテーゼや脂肪注入などによる豊胸手術や、脂肪吸引などの手術はそれなりの覚悟が必要なので、早くても18歳くらいからです。

いずれにせよ、どんな手術も早い段階で行う場合は、術前のカウンセリングが重要です。

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