匿名
20代
女性
症例写真
リッツ美容外科 東京院が撮影
施術の総額費用
1,600,000円
担当ドクター
リッツ美容外科 院長
廣比利次- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
左:施術前
右:施術5カ月後
本モニター様は、
1.顔面輪郭を小顔で美しくしたい
2.口もとの突出が気になる
というご相談でした。
横顔で見ますと、額のラインと比較しますと、口元(顔面三分の一)が前方に突出しています。
正面顔では、口元の突出に加えて、面長(おもなが)な印象です。
この状態を改善するために、口元の突出に対してはtwo jaw surgeryが必要になります。
Ⅰ.上顎の出っ歯(骨格性上顎前突)を改善するための後方移動として
1)ルフォーⅠ型骨切り術
2)上顎前歯部歯槽骨切り術
が代表的な術式です。
本モニター様では、当院の矯正歯科医と相談のうえで、上下顎の後退量が違う、オトガイの突出がない(しゃくれアゴではない)、上顎前歯部の露出がわずかである、鼻翼幅が広い、臼歯部関係がangleⅢ級である、など総合的な判断から上顎ASO (前歯部歯槽骨切り術)を選択しました。
Ⅱ.下顎は面長を解消するために下顎全体を後方移動させる必要があります。
下顎を後方移動させるには、
1)下顎枝矢状分割術(SSRO)
2)下顎枝逆L 型骨切り術(ILRO)
3)下顎枝垂直骨切り術 (IVRO)
が挙げられます。
下歯槽神経が深く位置しており、顎関節症状などもないため、下顎枝矢状分割術(SSRO)の適応となりました。
下顎骨前後径を短くしたいため、short lingual osteotomy(Hunsuch,Epker法)を採用しています。
術後矯正を前提として、上顎後退量は4mm、下顎後退量は8㎜としました。
手術後の顔面の腫れの推移ですが、手術後1日目は軽度に腫れていますが、皆様が想像されるよりは少ないのではないでしょうか?
1週間後では、ややふっくらとした印象、2週間ではすでに術前と比較して顔全体に短くなった印象ですね。
手術後5か月での顔面評価ですが、正面顔では、顔面下半分の横幅、縦幅も大幅に減少しています。
オトガイ(アゴ)がとても短くなった印象です。
横顔では、上下顎が後方移動したことにより、Hunsuch法と相まって、頬部の面積は格段に減少しています。Eラインも整い、とても上品な顔つきになりました。
女優さん、モデルさんなど美人と言われている方々の特徴として、正面顔で美人であるのは当然ですが、横顔、斜め顔も360°において同様に美しいことが条件であると、常日頃よりお話しさせていただいております。
その意味で、両顎手術 (two jaw surgery) は顔面の面積とともに立体感を改善する手術ですので、美容外科手術では重要な柱の一つとなります。
但し、噛み合わせが関わることが多く、矯正歯科医との連携のもとに治療は進められるべきであります。
当院では院内に歯科診療室を併設しており、矯正歯科医、審美歯科医との協力のもとに、このような顎矯正手術(OGS) が行われています。
私は美容形成外科医になり、30年の経験があります。
その大部分を顔面骨輪郭形成術に捧げてまいりました。
その結果、今日現在におきまして、4000例を超える顔面骨手術を経験しております。
またその専門性を語るうえで、顔面輪郭形成術に関しましては、たくさんの国内、国際学会で講演をはじめ、多くの一流医学ジャーナルへの医学論文(和文、英文ともに)を執筆しており、国際的にもそのオリジナルの術式は知れ渡っております。
美容外科手術はセンスが必要であるのは勿論ですが、安定した手術結果を出すために一番必要なことは多くの経験を重ねることです。
この経験はあらゆる場面で患者様のお役に立てると確信しております
施術のリスク・副作用
腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。