乳輪縮小(外側切除)術前~術後6か月
40代
女性
症例写真
樹のひかり 形成外科・皮ふ科 奈良本院が撮影
施術の総額費用
253,000円
担当ドクター
総院長
山中佑次- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
【治療方法】
座位にて醜形瘢痕の切除と同時に、瘢痕外側に残る乳輪を可能な限り取るようにデザインを行います。手術台に仰向けに寝ていただき、十分な局所麻酔で無痛下に手術を行います。片側40-50分ほどかけて丁寧に縫合を行います。
【院長コメント】
他院での乳輪縮小術の外側法を受けられた患者様です。
術前に傷跡が残ることの説明を受け施術されましたが、思いのほか傷跡の外側に乳輪が残存しており、効果の実感が乏しいとのことで相談を受けました。
乳輪縮小術の外側法では傷跡が残ることを十分御理解されており、すでに傷跡もあることからもう少し乳輪を小さくしたいとのご要望があり、追加切除をご提案させて頂きました。
写真のように乳輪外側下方の乳輪/皮膚のグラデーションが広く残っていることからそちらを主な改善目標として、全体的に傷口をグランデーション外側に移動(創部外側の乳輪が少なくなるように)するように追加切除+縫合を行っております。
術後は写真のように傷口は目立ちますが、傷口外側の乳輪は縮小し手術の目的は達成できたと思います。
施術のリスク・副作用
●初期に起こる事
疼痛・軽度の腫脹
●時に起こる事
出血、内出血(1-3週で改善)、かぶれ(乳頭保護装具のためのテープによる)
効果不十分、乳頭の扁平化(切除量が多い時)
●経過中に起こる事
知覚障害(術後一時的に起こる可能性がありますが徐々に改善します)
瘢痕の残存(白く抜けた傷が残ります)
若干の後戻りが起こります(瘢痕が広がる)。
乳輪と皮膚の境界がはっきりする。
●希に起こる事
感染・創離開・縫合糸の残存、左右差(強いもの修正します)
肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)
●極めて稀起こり得る事
薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷。
その他予想外の合併症の可能性もあります。
●手術をお受けになれない方
妊娠中の方、授乳中の方、半年以内に妊娠の予定のある方