乳輪縮小
30代
女性
症例写真
樹のひかり 形成外科・皮ふ科 奈良本院が撮影
施術の総額費用
253,000円
担当ドクター
総院長
山中佑次- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
【治療方法】
座位にてデザインを行い、切除する瘢痕及び概ねの縫合部位を決めます。手術台に仰向けに寝ていただき、十分な局所麻酔で無痛下に手術を行います。片側40-50分ほどかけて丁寧に縫合を行います。
【医師コメント】
他院での乳輪縮小術の外側法を受けられた患者様ですが、術後瘢痕の広がりが強く、逆に醜形が目立つ状態に悩まれ相談に来られました。
写真の通り、瘢痕の広がりが強く、色合いも通常の乳輪では無いため違和感を感じずにはいられない状態でした。術前のカウンセリングにて、瘢痕の広がりのリスク(再発)を重々説明した後、手術を施行しております。
手術では瘢痕が成熟するまで耐えうるよう真皮縫合をしっかり行い終了しました。術後、テーピングなどの後療法をしっかり行い経過を追わせて頂きました。2ヶ月後と5ヶ月後の写真でも瘢痕は残っていますが、瘢痕の広がりは最小限に留まっているのが分ります。
術前の違和感を覚える乳輪と比べると、随分とストレスから解放されたということで、大変満足して頂いたと思います。
※写真2枚目は術後2ヶ月です。
施術のリスク・副作用
●初期に起こる事 疼痛・軽度の腫脹
●時に起こる事 出血、内出血(1-3週で改善)、かぶれ(乳頭保護装具のためのテープによる) 効果不十分、乳頭の扁平化(切除量が多い時)
●経過中に起こる事 知覚障害(術後一時的に起こる可能性がありますが徐々に改善します) 瘢痕の残存(白く抜けた傷が残ります)、若干の後戻りが起こります(瘢痕が広がる)、乳輪と皮膚の境界コントラストの明瞭化
●希に起こる事 感染・創離開・縫合糸の残存、左右差(強いもの修正します) 肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)
●極めて稀起こり得る事 薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり死亡することもあります。他部位の組織損傷。 その他予想外の合併症の可能性もあります。
●手術をお受けになれない方 妊娠中の方、授乳中の方、半年以内に妊娠の予定のある方