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傷跡・ケロイド・瘢痕の修正

◇傷跡・ケロイド・瘢痕の修正とは◇

傷跡の治療にはケロイド・肥厚性瘢痕・肉芽腫・成熟瘢痕・瘢痕拘縮といった種類があり、それぞれ治療法が異なります。

ケロイドは体質によるものが多く、遺伝することもあります。ケロイドは胸や肩、お腹(特に帝王切開をされた方の下腹部)、耳などが好発部位であり、元の傷の範囲を超えて拡大するという特徴があります。一般にケロイドと言われるものには肥厚性瘢痕が多く、ケロイドと似ていますが、元の傷の範囲を超えて拡大はしないという点がケロイドと異なります。肉芽種は異物や、感染、腫瘍などによって組織が増殖してしまったものを言います。成熟瘢痕は白っぽくテカテカした傷跡です。瘢痕拘縮は傷跡によってひきつれ、運動制限が出てしまうものを言います。顔、関節、手足などの瘢痕に多く見られます。

自傷に伴う傷・美容整形に伴う傷・妊娠線等は保険適応外で、全額自費になります。

また、自由(自費)診療を併用することで、より目立ちにくくすることが可能な場合があります。


◇妊娠性の傷跡とは◇

妊娠した際に急速にお腹が大きくなることで、真皮の断裂が起こります。真皮とは、主にコラーゲンやエラスチンなどで構成されています。角質や表皮の下にあるため市販のクリームなどでは作用が届きにくいといわれています。

帝王切開された方の下腹部にもケロイドが見られ、元の傷の範囲を超えて拡大する特徴があります。 

妊娠線の治療には状態や範囲により、フラクショナルレーザー・マッサージピールが行われます。


《手術しない方法(保存的治療)》

・ピコレーザー
外傷性刺青の色素を除去します。炎症性色素沈着の色調を薄くします。

・CO2フラクショナルレーザー
皮膚にレーザーで孔をあけ、再生させることで凹凸をなだらかにします。(ダーマペンよりややハードです。)

・ダーマペン
ダーマペンは特殊な電動ニードル針を用いた治療法です。専用のマイクロニードルをもちいて、肌に小さな孔をあけていく事により、肌が入れ替わり、再生させることで凹凸をなだらかにします。

・PFC
PFC治療とは、自己血液より抽出し濃縮した成長因子を直接注入することによりご自身の再生力を高め、若返りを図ることができる治療です。PRPをさらに濃縮しているのでより高濃度に成長因子を含んでいます。

・脂肪注入
減ってしまったボリュームに脂肪を注入して補います。定着率は傷ごとに差があります。

・マッサージピール
マッサージピールは、独自の配合でコラーゲンを生成する真皮層に働きかけ、小ジワ・タルミを改善する全く新しい治療法です。別名PRX-Tと呼ばれ、侵襲的な治療を必要としません。シワ・タルミ・妊娠線・小ジワ・光老化・血色不良など上記全ての症例に適応します。他のレーザー治療・ダーマペン・PFC療法と組み合せることにより、より効果を発揮します。


《手術する方法》

・摘出術
瘢痕の組織を切除して細い傷跡に縫合し直します。Z形成やW形成などを使用して傷跡をより目立たなく、再発しないように治療します。

・術後放射線治療
ケロイドの術後に放射線治療(電子線照射)を行うことがあります。ケロイドの原因である線維芽細胞の異常な働きを抑える目的で使用します。

・術後療法
外科的治療および放射線治療で一度は完治したとしても、術後から局所の皮膚伸展を繰り返していれば、やはり再発することもあります。よってシリコンジェルシート、軟膏、圧迫療法などを続けていただく必要があります。