ウィクリニック 銀座院

昔から小陰唇の大きさが悩みでした。歩くときの擦れや、座った時の違和感、トイレで拭うときに手間取るなど、ちょっとしたことですが、積み重なる不快感がありました。
縮小手術があるのは知っていたものの、費用と施術への不安があり踏み出せずにいましたが、金銭と気持ちに余裕が出てきたので、受けようと思いました。

このクリニックを選んだ理由

一言にレビューの満足度がダントツで高かったからです。
施術中の痛みが全くない、スタッフさんの対応が良い、という意見をよく見ました。
私は特に、施術中やダウンタイムの痛みと、再手術が発生するリスクが嫌だったので、それらが満たせるクリニックなんだろうと思ったこと。
症例数が多く、しかし高い評価を得続けている実績があることから、ウィクリニックさんを受診しました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

VIラインの剃毛をして来店するようお願いがありました。
来店してまず個室へ行き、問診表を記入し、カウンセラーさんがそれに沿った要望の確認を行いました。

その後、小山医師によるカウンセリングを受けました。
下を全部脱ぎタオルケープを巻いた状態で、患部を一緒に見ながらデザインの説明を受けました。
医師と話せるのはカウンセリングではこのタイミングしかないので、施術の詳しい部分で気になることはここで聞いておくことになります。

医師と話し終えたら、服を着て元の個室へ戻り、施術の説明と見積りをして頂きました。
施術日の前日～当日にかけてのお願い事や注意事項、術後のダウンタイムについての話もありました。

全てが終わったら、施術日の予約をします。
どの日も埋まりやすく、私の場合は半月後になったので、来店中に取ることをおススメします。
また、ウィクリニックさんでは予約金制度を採用されているので、クレジットカードの限度額や多めの現金を用意しておくといいです。


医師との診察の時に足を開くので、デザインの認識の差異を減らすために必要なのはわかっていても、少し抵抗がありましたが、些細な質問を繰り返しても丁寧に答えてくださり、相談事にも耳を傾けていただける、全体的にとても親身な対応をしていただきました。

施術の内容・痛み・かかった時間

当日は、剃毛と、ナプキン数枚と、予約金を差し引いた分の施術料の用意をしました。
また、予約時間の6時間前からは水・お茶を除く飲食が禁止、3時間前からは水・お茶を含めた飲食が禁止になります。
施術で静脈麻酔を使うため、胃の中に食べ物や水分があった場合、胃の内容物が逆流して肺の中へ流れ込むことで誤嚥をおこす可能性があるためです。
暑い時期なので水分が摂れないのは少しきついですが、施術が始まるまでの辛抱です。

入店したら、カウンセリングの時同様に、一度個室に案内され、体調と注意事項の確認を行いました。
その後、施術室へ移動しました。

施術は西田医師と、サポートに２人の計３人態勢で行っていただきました。
まず、体調の再確認と施術の流れの説明を受けて、カウンセリングの時のように下を全部抜いで、ブランケットをかけ、診察台に寝ました。
好きな音楽をかけてくださったり、足が冷えないようにモコモコの靴下が用意されていたりと、不安を和らげるための気遣いがあり、明るく声もかけてくださっていたお陰で、緊張は幾分和らぎました。

寝台に寝たら、施術中に手足が動かないようバンドで固定されました。
びっくりしますが、チャキチャキ作業が進んでいくのと、笑気麻酔を吸うため、徐々にぼーっとしていきました。
笑気麻酔が回ってきたら、今度は静脈麻酔を打つタイミングで、西田医師が入室しました。
寝たままで挨拶し、施術内容を再確認されました。
この頃には、意識はあるものの寝ぼけているような状態でした。

その後はいつの間にか眠っており、起きたら切除した患部を閉じている頃でした。
触られているのはわかるのですが、触られている実感がなく不思議な感じでした。
最後にエクスパレル麻酔を打ち、施術は終わりました。

麻酔が効いていて動けないのでショーツを履かせてもらい、診察台の上で座って麻酔が抜けるまで休むことになりました。
その間にダウンタイムの話と、薬の説明を受け終了となりました。

施術時間は2時間弱、休憩時間で30分弱で、入店した時間からおよそ2時間30分の滞在でした。

来院から施術後までの様子

施術前はずっと不安だったのですが、施術中はずっとスタッフの方たちが明るく声をかけてくださっていたのと、麻酔がしっかり効いていたのがあって、診察台に上ってからの不安はほぼなかったです。むしろ安心して施術を受けることができました。
気になったのは壁の薄さで、廊下や隣の個室の声がそこそこ響いてきます。
しかし、他のクリニックでも似たような感じなので、突出した問題だとは感じませんでした。

現時点までの経過

術後は麻酔が効いていて痛みもなかったのですが、1時間30分経過したころから患部に痛みが出始めました。歩くのに支障があるほどではないですが、腫れぼったくズキズキした感じです。
薬を飲んで経過をみましたが、それほど変化はなかったです。
トイレにも行きましたが、薬を塗るために触れると痛むのと、血が滲んでいました。
しかし施術後にもかかわらず、尿での沁みはなかったです。
その日はずっと痛く、座るのも億劫でした。

施術の翌日（現在）は、ジンジンと痺れるような痛みはまだあるものの、かなり緩和されています。
起きてからまだ一度も痛み止めを飲んでいないのですが、歩いているときはほぼ痛みはなく、クッションを敷いて座ったり正座すれば、姿勢を正した状態で座れます。
エクスパレルが効いているためなのか、炎症が収まってきているのかは3日目にならないとわかりませんが、想定していたよりもかなり楽です。
血は相変わらず滲んでいますが、それも施術後に比べるとやや減っています。

まだまだ様子見の段階ですが、悪くない状態だと思います。

その他、クリニックへのメッセージなど

縮小手術を悩んでいる方は多いと思いますが、早めに受けるだけ良いと思います。
施術を受けたばかりで今は痛いですが、動いたときにショーツに引っかかる感じがなくなっただけでも、とても開放的な気分になりました。
一度きりの施術でも決して安くはないですし、一生付き合っていくものなのでやはり慎重になります。
それでも、施術を受け、受診してよかったと思っています。

施術後どのような経過を辿りましたか？

入浴は施術の翌日からなので、施術した当日はお湯を絞ったタオルで身体を拭きました。
ご飯は施術後すぐに食べられるので良かったです。
また、数日はガードル生活でした。
施術当日の夜まで痛みはありましたが、翌日からは、座っていると圧迫されて痛みがありましたが、立っていればそんなことはなく、施術前と何らかわらない生活を送れました。
出血は何だかんだで10日近くありましたが、ほとんどは患部から滲み出る程度のものでした。
念のため厚手のナプキンとガードルを使用していましたが、１週間過ぎたあたりで止血の必要性があまりなくなり、むしろガードルを履いていることで痛いくらいだったので、厚手のナプキンは継続し、普段使用している柔らかい素材の短スパッツに切り替えました。
3週間経つ頃には、施術した部分を忘れるくらい自然な状態になりました。

アフターケアの内容とその感想

処方箋をいただきました。
抗菌薬３日分(個数忘れました)、痛み止め５日分(10錠)、塗り薬２週間分(５g程度のチューブ)です。
痛み止めに関しては、個人差はあると思いますが、私は施術当日と、保険として翌日飲んだ、計３錠ほどで済み、ほとんど余りました。
塗り薬は、用を足した後や入浴後に薄く患部に塗るように指示がありました。
実際塗ってみるとかなりギリギリの量で、ぴったり２週間で使いきる状態です。
用足し後はウォシュレットを使用してから塗るようにと指示がありましたが、私はウォシュレットがあまり好きじゃないので、家に居るときはぬるいシャワーを下腹部あたりから沿わせて流すようにし、外出先では水に流せるおしり拭き(ベビーケア用品)でティッシュオフするようにし、代用していました。

満足度、良かった点など

大変良かったと思います。
施術中も患者の私が怖がらないように終始気を遣ってくださり、施術後の経過も大変良好だからです。
正直、仮にも皮膚を切除するのだから、傷痕が残るとか、患部を気にする期間が長いのではとか、痛みを引き摺るのではとか、縫いもせず接着剤のようなものでくっつけるだけなんて患部がすぐ開いてしまうのではとか、色々不安がありましたが、なにも問題なく、取り越し苦労で終わりました。
迷っていたところにモニター価格につられて施術していただきましたが、本当にこちらにお願いして良かったと思っています。

その他、クリニックへのメッセージなど

この度は施術をしていただき、ありがとうございました。
他人からは分かりにくい部位でも、自身としては昔からとても気になっていたところだったので、縮小していただいたお陰様で快適に過ごせています。
本当にありがとうございました。