ルラ（LULA）美容クリニック 渋谷本院

施術の解説

人中短縮術のモニターの患者様です。
術後1ヶ月の経過です。

傷自体はまだまだ成熟まで時間がかかります。術後1ヶ月であるこの時期をピークに硬さと赤みが強くなり、それ以降徐々に軟化して肌色に近づきます。術後半年が目安になります。

小さい頃に、転んで膝にすり傷を負った際に、カサブタを早目に剥くとピンク色してツヤツヤっと盛り上がった状態で治癒したご経験があるかと思います。その後、そのピンク色の傷は1年後位には肌色に戻って盛り上がりも消失し、指で摘める程度にまで改善していたはずです。その様な成熟するまでの治癒過程が縫合部にも起こっているのです。

従って、術直後の傷はきれいでも、その後wide scarになるリスクもあるため慎重な創部管理を患者様と共に行っていく必要があります。ストローを吸う動作など、鼻下を伸ばす様な事を避け、創部に緊張を与えない事が大切です。