第四世代高度再生豊胸
バスト左右差改善や谷間形成、オーダーメイドデザインは標準術式に含まれています
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豊胸症例
40代
女性
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
1,430,000円
総院長
九野広夫
希望デザイン
人工物は嫌なので自己組織による豊胸術を希望。肋骨が浮き出ているので胸元も豊かに見せたい。
左右差改善と谷間形成もついでにして欲しい。
方法
生体内再生豊胸術 プレミアムフルセット注入(PRM 1本&PRP&脂肪・脂肪幹細胞注入)
注入量:右・292.5ml 左・292.5ml
バストサイズ:OP前:T79.0cm U72.0cm AAA cup → 3M:T82.5㎝ U72.0㎝ A cup =2cup UP
DR.コメント
この症例は2009年に当院で初回手術を行った方です。当時の当院の技術はまだ再生豊胸術も試行錯誤中であった頃でした。
肋間にもなだらかなデコルテを形成するための、ハの字型に乖離する両バスト中央の胸郭にも谷間形成するためのオーダーメイドデザインをそれぞれ施しました。
この方は体重が40㎏台後半でしたが、大腿裏面のみの脂肪吸引で片方当たり292.5mlもの(幹細胞・脂肪・PRP・PRMを含む)注入量が得られました。それをデコルテや谷間付近にも配分注入しながら左右差も改善しました。
デコルテへの過剰注入をしてしまうと、却って鳩胸になり乳輪乳頭も下を向いてしまう恐れがあり、谷間付近への過剰注入をしてしまうと今度は乳輪乳頭が外を向いてしまうので、注入と同時にこの方の乳房皮膚の伸展度も逆算しながら(この方だけの注入配分をする特殊技術で)仕上げております。
術後の維持療法はご本人様の御事情により1ヶ月後の1回のみに留まりましたが、きちんと2回すればもう少しボリュームが好転していたかもしれません。
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には線維化解除等で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、血種、漿液貯留、感染(化膿)、注入脂肪の壊死やシコリなどに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
乳房の感覚鈍麻があったとしても殆どが一時的な症状で、通常週単位で回復してきます。
テープかぶれ・傷が開くこと・注入脂肪の漏出等に対しては再縫合や抗菌対策、再発防止や瘢痕解除等のアフターケアを無料で致します。
万一の残存破損物にまで感染が及んだ時は再抜去しなければ治らないこともございます。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前後数週間:ピルの服用
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用の是非をご確認しておいて下さい。
術後7日間:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動・ブラジャーの締付け・うつ伏せ (シャワーは翌日から可能です)等。
術後2~3週間:激しい運動、マッサージや殴打等。
尚、術後数ヶ月以上経過してもピルの服用 and / or マンモグラフィー検査で(非癌性ですが)シコリになることが稀にございます。
4.術後の必須事項またはした方がいいこと
術後3~4日間:腋窩創の圧迫固定 御自身で圧迫解除される場合には、脳貧血症状や表皮剥離等に充分に御注意下さい。
術後7日間×24時間は脂肪吸引部位の圧迫下着(サポーターやストッキング等)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、圧迫下着の追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日ご帰宅後 15分毎にクーリング(冷却) と安静。嘔気がなければ軽食から開始して下さい。
術後3ヶ月間に最低月1回の診察と(特に1ヶ月目と2ヶ月目の)生着維持療法
バスト左右差改善や谷間形成、オーダーメイドデザインは標準術式に含まれています
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