エラ削りなどに起こりうるリスクとして、顎やエラが小さくなることで、術前よりも硬いものが噛みにくくなったり、顎の力が弱くなることがあります。
また、特に顎周りの骨切りでは噛み合せへの影響が強く出るため、歯列矯正なども合わせて検討する必要がある場合も。歯列矯正後でなければ手術ができない事もあり、骨切りをすぐに受けられないケースもあります。

施術のミスによって神経に傷がついた場合に、稀に顔面麻痺の後遺症が残ることがあります。重大なトラブルを回避するためにも、しっかりと信頼できるクリニック、医師を選択することが大切です。

カウンセリング当日に施術を行うことは少なく、通常は別日に予約して施術を行います。また、術後は翌日や1週間後など、数日間の期間を置いて何度か通院が必要になります。
そのため、通いやすい場所を選ぶか、遠方の場合はその通院期間はホテルをとれる場所などを選んだほうがいいでしょう。

骨切りは経験値が高いクリニックを選びましょう。専門でやっているところや、形成外科が得意なクリニックが良いでしょう。
ただし、韓国などで骨切りを大量に行っているクリニックもあるようですが、毎回同じ仕上がりで対応しているような場合は、一定数「無理な」施術となっている可能性もあり、加齢による変化などでの危険性が含まれている事もあります。件数が多くても一人一人に合わせて最適な施術を提供していなければ経験値が豊富とはいえませんので、カウンセリングの際にクリニックや医師のやり方を押し通すようなところではなく、しっかりと要望を聞いて、自身の骨格や目的に合わせた治療計画を立ててくれるところを選ぶようにしましょう。
また万が一術後の経過の中で気になることが起こった場合に、言葉が通じるか、一定期間通えるか、というのはとても重要なポイントになるので、単純に症例件数の多さや価格の安さだけを当てにしないようにしましょう。