歯科医院を選ぶポイントとは?
インプラント
解説
KU歯科クリニックグループ
公開日:2018/01/28
■セカンドオピニオンの重要性
大きな治療をするときは、だいたい3軒の病院を回れば本当のことが分かってきます。一人の意見だけではなく、複数の意見を聞くことが真実に近づくカギとなるのです。
その際は専門性が異なるドクターの意見を聞いておくとよいでしょう。例えば同じ癌でも、外科手術に長けた医師、化学療法を専門とする医師、放射線療法を専門とする医師がそれぞれ専門の治療法を最優先で考えてしまいがちです。しかし患者さんにとって一番よいのは、専門性にとらわれず、患者さんの症状にあわせたベストなタクトを振ってくれることです。治療で何がよいかは患者さんに分からないこともありますが、どの病院でどの治療法を選ぶのかというのは患者さんの決めることなのです。したがって、セカンドオピニオン、サードオピニオンが重要になってきます。
絶対的に信じてはいけないのが、セカンドオピニオン、サードオピニオンを嫌がる歯科医院です。今の時代に、それらの重要性を理解していない歯科医院ならば、まず身を預けるのは避けるべきです。
■治療の口腔内写真を見せてくれるかがカギ
歯科医院を選ぶ判断基準で特に重要なのは、自分の行った治療を自信をもって患者さんに見せているか、見せていないかです。口腔内写真とレントゲン写真は、まさに歯科医が治療を包み隠さずに物語っているものなのです。本当にレベルの高い歯科医は、自分で治療した患者さんの口腔内写真とレントゲン写真は必ず保存しています。それがなければに、本当によい治療など出来るはずがないからです。
ですから、本当に信頼ができる歯科医師を見極めたければ、「今までやった治療の写真やレントゲン写真をみせてください」と聞いてみてください。自信をもって治療に取り組んでいる歯科医師であれば躊躇なく見せてくれるはずです。