二重埋没法が腫れる理由
目・二重整形
公開日:2016/12/10
カウンセリング時には、結び目が少ない2点留めなどは大きな腫れは2~3日、フォーエバーブリリアント埋没法のように固定力が強い術式だと大きな腫れが4~5日続くとご説明しています。
そもそも二重埋没法は、施術後なぜ腫れるのでしょうか。
【1】埋没法のコブの数や結ぶ強さ
まぶたの内側に糸をかけて固定するため、そのコブが多いほど腫れが強くなります。
また結ぶ強さによっても異なりますが、腫れないようにと緩く結ぶと二重を長期間キープすることが、難しくなります。強すぎず緩すぎず結ぶのは、経験に基づく技量と感覚が必要です。
【2】設定する二重幅と目の開き
狭い二重幅を希望されている場合、術後の腫れは少ないです。しかし、広い二重幅を希望されている場合は、腫れる期間が長くなります。
また、腫れる期間は目の開きとも関係します。目の開きが強い方は、二重幅を多少広くしても腫れる期間は短いですが、目の開きが弱い方は二重幅を広くしてしまうと腫れる期間は長くなります。
【3】麻酔による影響
埋没法では、局所麻酔と点眼麻酔と2種類の麻酔を使います。両方とも施術時の痛み緩和のために使用します。麻酔の量が多いと術後早い段階で腫れが出ているように見えます。これは、手術自体の腫れではないので、麻酔による腫れは2日程で消えていきます。
麻酔による腫れも最小限にしたい場合は、34G の極細針を使うことをお勧めしています。針が細いため痛みが少ないことはもちろんですが、麻酔の量も少なくできるため腫れを抑えることができます。
固定力の強いフォーエバーブリリアント埋没法では、糸を複雑に絡め合わせるためコブの数が増えどうしても腫れが出やすくなってしまいます。その分、綺麗な二重が長期間続くことがメリットです。
この「腫れ」については、個人の体質やまぶたの脂肪のボリューム、幅の広さ、術後のケアによっても異なってきます。