[シミ]ができるまでの仕組み
シミ取り・肝斑・毛穴治療
公開日:1970/01/01
~~正常な肌~~
表皮は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されています。細胞の分裂や増殖を担う基底層で生成された細胞は、有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞と形を変えながら皮膚表面に押し上げられ、最終的には垢(あか)となって剥がれ落ちます。このサイクルの事をターンオーバーといいます。生成された細胞が垢となって排出されるまでの期間は、通常4週間~6週間かかります。
※表皮は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されています。
~~シミのある肌~~
しみの原因になるメラニン色素を生成するメラノサイトは、基底層にあります。紫外線や活性酸素の刺激を受けると、基底層にあるメラノサイトではチロシナーゼ酵素がアミノ酸であるチロシンをメラニンに変化させてメラニン色素を生成します。通常は、メラニン色素を含んだ細胞はターンオーバーによって排出されるのですが、新陳代謝が低下していたり、メラニンの生成が過剰であると、排出されずにしみや色素沈着として肌に残ってしまう場合があります。