【シミ】どうしてシミは取れるのか?
シミ取り・肝斑・毛穴治療
公開日:1970/01/01
その理論とは、”レーザー光の照射時間はターゲット内で発生した熱エネルギーがターゲットを破壊する時間(照射時間)が、周囲組織に移行する時間(熱緩和時間)よりも短いことが要求される”というものです。
きわめて短い時間でレーザーを照射すれば、目的とするターゲット、つまりシミだけを破壊して、周囲の組織を傷つけることがないということです。
さらに、この理論のもうひとつ大切な要素は、”治療のターゲットは主に、ヘモグロビン、メラニン、水であり、各々のターゲットのみに選択的に熱エネルギーを与え破壊するレーザーを選択し、照射する必要がある”というものです。
たとえばシミ治療にはルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーが、黒色に吸収されやすい波長なので、他の組織に熱エネルギーが吸収されにくく、シミだけを選択的に破壊されることで治療に使われます。
実際にレーザー治療する際にも、医師はこの理論に基づいて適切な照射機種の選択し、照射条件を変更することで、副作用を少なく、シミを効率的に取るかを考えて治療を行っています。