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バスト整形の代表格「豊胸」は施術方法が多彩

豊胸・胸の整形

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/02/10


当然のことながら、美容外科術後の経過は手術の方法によって異なります。そこで、バストの整形にはどのような施術方法があるのかをご紹介します。まずはバストの整形で圧倒的に多く見られる豊胸の施術について見てみましょう。

豊胸手術には、シリコンなどのバッグを挿入する方法、脂肪を注入する方法、ヒアルロン酸を注入する方法があります。バッグを挿入する施術が主に行われていて、これらは「バッグ挿入法」、「プロテーゼ法」とも呼ばれています。確実にボリュームアップしたい方や効果の持続性を求める方に最適な方法で、施術の際は脇の下を切開してシリコンなどが詰まったバッグを入れることでバストを大きくしています。また、この時のバッグの入れ方によっても、「筋膜下法」、「乳腺下法」、「大胸筋下法」に分けられます。

筋膜下法は、乳腺と大胸筋の間にある筋膜の下にスペースを作ってバッグを挿入する方法です。大胸筋を剥がさずに行うことができるため、術後の回復が早く、バッグの型崩れを防ぎ高い持続性を誇ります。この筋膜下法を主流としている美容外科クリニックが多く見られます。
乳腺下法は、乳腺と筋肉の間にバッグを挿入する方法。こちらも大胸筋を剥がさずに行うため、術後の痛みは少なくて済みます。ただし、バッグの縁の部分が浮くなどして段差が生じることが稀にあります。もともとある程度バストにボリュームがある方や脂肪がある方などに適した方法です。
大胸筋下法は、大胸筋を剥がしてバッグを挿入する方法です。筋肉の下に入れるため、バッグが入っていることがわかりづらくなりますが、他の方法に比べ術後の痛みが大きく、感触にも硬さが出てしまいます。

また、使用するバッグにも、シリコンの他、「生理食塩水」、「バイオジェル」など種類があります。主に使われるのはシリコンで、最近は技術が進歩したこともあり、姿勢に合わせて流動的に形を変えることができるようになったり、MRIなどに映らないようになったりしました。生理食塩水は人の血液と等しい浸透圧の代用血液のことで、もし体内で破れてしまったとしても人体に影響を及ぼすことはありませんが、現在ではあまり使われていません。

脂肪を注入する方法は、患者さん自身の太ももやお尻から脂肪を吸引し、それを胸に注入して行われています。バッグを用いる方法とは違い注射で注入するため、メスを使用する必要がなく身体への馴染みが良いのが特徴。下半身の脂肪吸引も同時にできるというメリットもあります。ただし、一度に取れる脂肪の量は最大800cc程度、注入できる脂肪量は320ccと限られています。脂肪が少ない方の場合は吸引できる量に限りが出てきてしまうため、注意が必要です。

豊胸手術には、ヒアルロン酸注射を行うという手軽な方法もあります。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので安全性が高く、事前に脂肪吸引などをする必要もないため、施術はわずか20分程度です。注入する場所が選べたり、数回に分けて注入することもできたりするなど自由がきくという点がメリットです。ただし、バッグを入れる方法や脂肪注入などの持続性が半永久的なのに対し、ヒアルロン酸の効果は3年程と短くなっています。

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